第1501話 ボックスで
さーて、無事に1500話も終わりましたんでね? もうここからは全然アレだから。普通の話書くから。さもさも1500話が何かものすごくプレミアムな回だった体で話し進めちゃうけど、もう全然日常回をお届けするから。
春休みです。
このお話が投稿されるのは3月31日ということで、3月の終わりなんですけど、4月の1日からいきなり学校って始まらないから。そんなの知ってるよって思われた皆さん。大丈夫。宇部さんもわかってます。わかって書いてます。こういうのはもうズバリ言っちゃうけど、字数稼ぎです。言うまでもないですね。言うまでもないのに何で書いてるかっていうと、もちろん字数を稼ぐためです。
さて、春休みに限らず、長期休みはですね、ほぼほぼ旦那の実家に子ども達を預けています。学童も併用しているんですけど、お姑さんが「良いわよ~、ウチに連れてらっしゃい~」って言ってくださるものですから、もうガンガンに甘えております。
息子はお絵描きセットとゲーム(何か知らんうちに実家にミニファミコンがあった。旦那……?)があれば何時間でも大人しくしてますし、娘は娘で、じいじとオセロ勝負をしたり、おばあちゃんのお手伝いをしたりと、そこそこ迷惑をかけていないようなので、とりあえずは甘えまくっております。
毎日、お風呂タイムでその日の出来事を聞いて、お昼は何を食べただの、今日はじいじに勝っただの負けただの、こんなお手伝いをしてきましただのって報告を受けているんですが、先日、私の仕事終わりに、旦那とお迎えに行った際にですね、娘が喜色満面で「わたし今日ね、ボート当てたんだよ!」と言ってきたわけです。
ボート?
当てる?
なんのこと?
その日、日曜日でしてね。
ほら、競艇って言うんですか、ボートレース。あれをね、じいじとおばあちゃんと(なぜか子ども達はお姑さんを『おばあちゃん』、お舅さんを『じいじ(じじ)』と呼ぶ)見たらしくて。
娘「わたしね、ボックスで買ってた(※買ってない)んだけど」
宇部「待って。ボックス? ボックスで買うって何? 箱買い? その前に、え? 何? ボート見に行ったの? みんなで?」
娘「違う違う。テレビよ」
宇部「あっ、なんだテレビか。焦ったぁ」
お姑さんとお舅さんは実はボートレースが大好きでして、休みの日には二人でボートレースを見に行ったり(その場合はもちろん券も買う)してるんですね。それで、テレビで放送しているレースでも、クイズ番組を見ながら答えを当てるみたいな感じで、勝った負けたと楽しんでいたりするんですが、どうやらそこに娘も参戦していたらしく。もちろん券は買ってません。
ギャンブルに疎いママにはもうちんぷんかんぷんですよ。ボックスで買うって言われたら、あの食玩とかをね、いっそ箱ごと全部買うみたいな、そういうやつかな? みたいなイメージしかないし。
その後も嬉々として、なんかよくわからない数字やら用語やらを並べて報告してくれるんですけど、もう何が何やらなわけです。まぁ、お金をかけてないからいいっちゃーいいんですけど、このままギャンブルにハマったらどうしようかしら。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます