第1447話 ヨムとカクは違うよね

 またね、近くなったら忘れずにお知らせしますけども、せっせと頑張っておりました、


『なんやかんやで! 』https://kakuyomu.jp/works/16817330650012373279


 こちら、無事長編が書き上がりまして。


 長編っていっても、1エピソード10000〜20000字くらいの日常編が4つ、18000〜25000字くらいの学校行事編が4つ、って感じの短・中編集(おまけの番外編もあるよ!)という感じなんですが。まぁ、とにかく書けたわけです。2月8日からスタートしますんで、ぜひぜひ。ただね、BのLなんでね。苦手な方は無理しない方が良いです。


 それでですよ。

 タイトルのね、ヨムとカクは違うなって話なんですよ。もちろんBのLもそうなんですよ。たくさん読んだから書けんべ! ってもんじゃねぇな、これ。


 だってよくよく考えたらですよ。最近ちょっと離れ気味ではありますが、私の愛読書、好きな作家さんといえば、例えば江戸川乱歩御大とか、京極夏彦大先生なわけです。もちろんそれ以外にもたくさんいますけども。


 30代後半くらいまで、ひたすら紙の本を読みまくってですね、まぁまぁ世間一般的には『読書好き』を名乗って良いんじゃないかな? くらいの読書量だったわけです。そんで、国語の成績だって良かったですよ。


 本が好きで、お話を考えるのも好きだったら、そんじゃいっちょ自分でも書いてみっか! ってなるじゃないですか。たぶんその、『そんじゃいっちょ自分でも書いてみっか!』の人達がここに集まってるんだと思うんですよ(読み専さんもおられますが)。


 で、意気込んで書いた第一作目は、現代ファンタジーだったんですよ。魔法もまぁ出てくるけど、割と常識の範囲内のやつっていうか(宇部基準)。どうしてもね、魔法使いの子どもだからっていきなり何でも出来るわけねぇじゃんって、私の中のリアリストが顔を出したわけです。ステータスオープン的なのも知りませんでしたし。


 ただね、私、この手の話なんてたぶんほぼほぼ読んだことないんですよ。小さい頃にはあったかなぁ、くらい。それが何でいきなりファンタジー行った!? って。自分でもわからないです。


 その後も、それの続編(現ファン)だったり、童話風の異世界ファンタジーだったりを書いたりしてですね。現代の恋愛も書きましたけど、書くやつ書くやつことごとくいままで読んできてねぇやつ!


 そんで極めつけはね、コメディですよ。


 私、コメディなんてさくらももこさんとか、リリー・フランキーさんのエッセイくらいしか買って読んでないんじゃないかな。ギャグ漫画的なのはいっぱい読みましたが、コメディ小説(ほのぼの系とかじゃなくて、ガチで笑いに走ってるやつ)はたぶん持ってないんですよ。


 いまのいままでインプットしてきてないのに、一体どこに眠ってた……?


 自分のコメディ文章の出処がわからないわけです。ボク、どこから来たの? お母さんは? はぐれちゃった?


 それでですよ。

 今回、まぁBのLではありますが、恋愛ですわ。BのLってジャンルは恋愛で良いんですかね、カクヨムココ的には。たぶん女性読者向けだと思うので恋愛にしましたけど、まぁとにかく恋愛を書いたわけです。ヘタレ陰陽師ぶりかな? 約一年ぶりくらいになるのかな? 今回の何でも食べる妖怪は恋愛要素はほぼありませんでしたしね。


 じれじれもだもだ作品はね、まぁまぁそこそこ読んできてるんですよ。少女漫画もね、読書量から考えれば少ないですけど通ってます。トゥンクという謎の擬音語も知ってます。


 書けねぇ!

 いや書いたけど!

 何か私が思ってる『トゥンク』にならねぇし、なったかな? ってシーンがクソ恥ずかしい!

 いやいや、これくらいの『小トゥンク』、読む分には全然だったじゃん! アァ良いわねぇ、って余裕の笑みマダム・スマイルで読んでたじゃん! なーに恥じらってんだ、アラフォーおばさんがよぉ!


 もうね、自作に殺されるかと思って。とはいえ、たぶん全然なんですよ、トゥンクレベル的には。でも、読む分には平気でも、書く分には致死量で。なんかね、自分の毒で死ぬ生き物みたい。何かはわかりませんけど、そんな生き物がいるって聞いたことがあるんですよ。聞いたことがあるってだけでろくに確かめもせずに書いちゃうのが宇部さんなんだぜ!


 とにかく、この私を内部崩壊させようとしたBのL長編が3日後に始まります。興味のある方はぜひ。


 ルビー大賞というカクヨムから応募出来るやつに突っ込んでますが、ここでの評価は関係ないんじゃないかと思うので、気楽にお付き合いいただければ幸いです。

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