第1439話 忘れてましたけど

 そういえば近況ノートで数日前に「短編マイスターキャンペーンやってるから、数日後にあと1つ出しますわ」みたいなことを書いたじゃないですか。そんで、本当はその投稿前夜に「そんじゃ、明日の〇時から始まるから、みんな読んでくれよな!」ってやるはずだったんですけど、普通に忘れてまして。何ならタイトルとかキャッチももう少し捻ろうかなとか考えてたんですけど、それすら忘れてて。


 あれよあれよという間に昨日完結しましたね。


 反響の方はどんなもんなんでしょう。これを書いているのがまだ投稿初日なもので、よくわかりません。ただ、早々とフォローしてくださった方が多くいて、ありがたいなぁと感じているところです。一応ね、せっかくなので宣伝ということでリンク貼るわね。ほら、ここ、私のエッセイだから。


『死んだ人』のいない家

https://kakuyomu.jp/works/16817330651374231074


 どうでしょう、読んでくださった方、ちゃんとホラーになっておりましたでしょうか。もうね、又聞きの又聞きの又聞きみたいな感じの話なので、元の話にしても、ほんとのほんとの話かっていうとたぶん違うんですよ。伝言ゲーム的なアレでね。なので、そんなあやふやな話である上に、小説にするため、さらに盛りに盛ってますので、これはもうフィクションだろう、と。


 ただ、ベースになってる部分は概ね本当の話というか、まぁ本当っつっても又聞きのやつなんですけど、とにかくまぁふんわりと本当の話です。いやもう結局は人間が一番怖い、って話ですよ。怖かったでしょうか。私は初めて聞いた時、何かすごい怖かったんですよ。


 とにもかくにも、これで私のカクヨムコンの『カク』は終わりかな、と思っております。今回はアレですね、旧作を一つもぶち込むことなく終わりましたね。


 去年はこっそり桃太郎を紛れ込ませてたんですけど、どさくさに紛れてご新規さんが来ないかな? なんて思ってたんですが、まぁー来なくて。まず、アレ、異世界ファンタジーなんですよ。あんなね、『異世界転生』だの『外れ職かと思いきや実は最強でしたザマァ』だのがうようよいる猛者共の中にね、異世界は異世界なんだろうけど、そういうことじゃねぇんだよなぁ、無双もしねぇし、みたいな和風ファンタジーを入れたところで埋もれるだけなのよ。それがわかりましたんでね、今年はやめました。


 正直あまり手応えのなかった『何でも食べる妖怪』も完結後にはブーストがかかりまして、95位くらいまで浮上しましたし、もう思い残すことはありません。あとはね、短編達が中間を突破してくれればいい。あわよくば、ご当地小説に、あの、宇部市への愛が間違った方に爆走したやつが引っ掛かってくれねぇかな、って思ってます。


 今年の短編は5作出しましたけど、3作がコメディ枠、2作がシリアス(?)枠でしたね。もっと馬鹿みたいなコメディ書けば良かった。私らしくなかったかもしれません。惜しむらくはもう一個、あとはオチをつけるだけ状態のやつがあるんですよ。話が浮かんだ時にはオチがあったはずなんですけど、マグロ漁船に乗ったっきり帰ってこなくて……!


 カクヨムコンの読者選考が終わったら、『何でも食べる妖怪』の裏話とかもどこか(たぶんお遊び短編の方)に書きたいなぁと思っています。マジであれは紆余曲折あったから。最初はもう全然違うラストだったし、中盤ももっとどえらいことになってたから。そっちの方がドラマティックで良かったんじゃないですか、って言われるかもですけど。いや、筆力的に無理だったのよ。

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