第1304話 ドッグ
すごいですよ。
皆さんね、優しいから。優しさが半端ないからね、ちゃんとノートでネタを募集したら色々書いてくださるのよ。ありがたい。
こうなるとね、丸美屋の麻婆豆腐で旦那の胃袋を掴んだ話も二万字程度のR15で書くべきかなって思ったんですけど、そんなことになったらアナタ、このエッセイの10話分なのよ。月の三分の一が乗っ取られる計算。あとあれね、話す分には全然R15でも18でも話せるんですけど、書くとなったら恥ずかしいし、あとたぶんカクヨムさん的にアウト。なんていうの、あの官能小説みたいな表現よくわからなくて。局部の状態とかすごいウルトラCみたいな離れ業で表現するらしいじゃないですか。日本語の奥深さよ。いっそ雅だわ。
というわけで、いつかカクヨムがエロしいのもアリの爛れたサイトになったらね、その時に書きますわ。そんな未来は来ねぇ。
さて、今回はですね、『結城藍人(https://kakuyomu.jp/users/aito-yu-ki)』様よりいただいやつです。
「宇部市の民話について書かれていたんで、宇部つながりで宇部興産の
宇部ドッグとかどうでしょう……とググってみたら、何とアレ、プラモがあったりするという(爆)。
しかもキャラデザが大友克洋!!
そんな大層なシロモノだったとは……(汗)。」
基本的に宇部さんはですね、早合点する生き物ですから、せっかくいただいたこのお題も最初の2行しか読まないで、
「へー、宇部市には宇部ドッグっていうのがあるんだ。ホットドッグみたいな感じのB級グルメかな? 何が挟まってるんだろう」
って考えましたから。
そんでその後の『プラモ』って単語で「おっ、何かちょっと違う話っぽいぞ。食べ物のプラモって何だ? 食品サンプルか?」って。そんで、『大友克洋』さんの名前で「やっべぇ、絶対違うわ」って気付いたからね。馬鹿じゃないの、ほんと。だってもうね、宇部ドッグの前に『宇部興産』って会社名が出てるのにそこガン無視してましたからね。
ただまぁ、結局この『宇部興産』が何の会社なのか、っていうのはいまいちよくわからないんですけども(総合素材メーカーらしいです)、とにかく企業マスコットらしいんですよ。一企業のマスコットを大友克洋さんが?! という驚きでいっぱいなんですけども、さすがに大友御大のお仕事にやいやい言うわけにはいきませんのでね、ちょっとせっかくなので、最初に私が勘違いした方、『宇部ドック』という名前のホットドッグみたいなB級グルメについて考えてみたいな、って。またしてもね、1000字超えてからそんなことを考えたわけです。もっと早く本題に入れよ。
とにもかくにも『宇部ドッグ』なのです。私は同じ名前を持つものとして、この縁もゆかりもない山口県宇部市のB級グルメを考えなけれなばならないという使命感に駆られてしまったのです。
というわけで、まずは宇部市の特産品を調べてみました。これによって挟む具材が決まって来ますからね。
・お茶
・万倉なす
・きゅうり
・キャベツ
・はなっこりー(中国野菜のサイシンとブロッコリーをかけ合わせて作られた野菜)
・なばな(菜の花の改良種)
・みかん
・ガザミ(蟹)
・車エビ
・海苔
さぁ、困ったことになりました。
思った以上に肉っ気がありません。
蟹とエビを大胆に挟んだお野菜中心のホットドッグになりそうです。
いやいっそ、お茶を練り込んだパンにひたすら野菜を挟むというヘルシーなドッグ路線はどうだ。最後に刻み海苔を散らして、付け合わせにみかんを添えて、そんで、ガザミと車エビの着ぐるみマスコットにそれを売らせるのです! 名前はあれだ。がざみん(♀)と轟エビ太郎(♂)とかでどうかな?
どうですか宇部市の皆さん!
もしかしてもう存在してますか?!
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