第1305話 お国自慢(北海道編)

 もうね、めちゃくちゃ味を占めちゃっているんですけども、ありがたいことにですね、またしてもノートにお題が来たんですよ。


 『かわのほとり(https://kakuyomu.jp/users/numayu)』様ありがとうございます!


 今回はですね、


「佐賀とのコラボを読んでいて思いました。

私の知らない秋田について、思いっきりお国自慢を聞かせてください。あ、松清さんを育んだ北海道自慢でもいいですよ!

住んでいる人ならではのエピソードを読むのって面白いですよね。

個人的には、秋田の給食の素晴らしさがむちゃくちゃ印象に残っています。

私も食べたい!」


 というわけで、お国自慢です! 


 とはいっても、秋田にしても北海道にしても住んでいるのはほんとごく一部なんですけどね。それでも私の知っている範囲でもう大いに自慢しまくってやろうと思います。


 それじゃあまずは北海道から行きましょうか。これ北海道と秋田で二話書けるやつですわ、しめしめ。


 私が産まれたのは、北海道でも道北です。その名の通り、北海道のさらに北の方ですね。北海道は、道北、道央、道東、道南の四つに分けられておりまして、これは私の勝手な印象なんですけど、道央→都会(札幌があるから)、道東→寒すぎて雪がそんなに降らない、道北→北なので寒いと思われがちだけど(寒いは寒いけど)そこまでじゃない、道南→ほぼ東北、だと思っています。あくまでも私のイメージです。北海道で住んだことがあるのは実家のある道北と札幌だけなので、道南と道東については本当にイメージです。


 ただ、函館出身の先輩の話を聞く限り、(方言とか気候とか)ほぼ東北じゃねぇか、って思ってます。


 さて、北海道はですね、内地で「北海道出身です」って言うと何かめっちゃ羨ましがられる傾向にあります。たぶんね、観光名所もたくさんあって、食べ物もおいしくて――みたいなイメージがあるからでしょうね。うん、それはね、近くに観光名所があったりする場合だよね。実際は行くとなったら片道4時間とかザラだからね。陸で繋がってるからって近いわけじゃないから。


 ただね、マジでこれは良いぞ、って声を大にして言いたいのは、やっぱり涼しいんですよ。今回数年ぶりに夏帰省してしみじみ思いましたね。朝晩涼しい! 風がじっとり湿ってない! 


 でも北海道って雪も多いし、寒いでしょ? 私、寒いの駄目なんだよね。


 そう思った方もいるでしょう。

 確かに。

 確かに冬はクソ寒いです。

 もう気温がマイナスなのが当たり前の世界。

 だけど、部屋の中はめっちゃ暖かいです。内地はどんなに頑張ってストーブ焚いても寒いんですよ。何でだよ、外気温は北海道より高いくせに、何で室温が低いんだよ! これは初めて道外の冬を経験した道産子が100%ブチ切れるやつです。炬燵に入れ?! そんな一部だけ温めてどうすんだよ! 部屋全体を温めろよ! いや、炬燵はですね、漫画とかで見てちょっと憧れたりしたんですよ。何かめちゃくちゃ温かそうだし、快適そう、って。だけど、実際に入ってみたら全然背中寒いし、結局部屋は寒いからそこから動けないし、何だこれは、って。


 あとね、雪も確かにめっちゃ降りますけど、サラサラのやつですから。ぱっぱって払えるやつなので、傘なんて差しません。札幌とかのおしゃれな人は差してるのかもしれませんし、そもそも生粋の道民じゃないのかもしれませんけど。実家は風の強い街でもあるので、傘なんて危険すぎます。冬場は雪=吹雪みたいな土地なので。メイク全落ちの覚悟で徒歩れ!


 でもね、そんな猛吹雪を窓から眺めて、ぬっくぬくのお部屋で食べるアイスはもう最高なんですよ。


 だからね、北海道の冬は『大好き』なんですけど、秋田の冬は『好き』ですね。雪がべちゃべちゃなので、傘が必要だし、お部屋の中も寒いので、好きレベルがちょっと下がりました。やはり北海道の冬に勝る冬はないです。


 果たしてこれはお国自慢なのかしら……?


 というわけで、次回は秋田を自慢します。

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