第1151話 いいごい

 1151いいごい、じゃないですか。

 えっ、宇部さん、今回は語彙について語るんですか? 語彙力ないくせに? ってほとんどの方が思ったと思うんですけど、ご安心ください、語彙の話ではありません。


 じゃあ『いいごい』って何だよ、何の話をするつもりでそんな書き出しにしたんだよ、って話なんですけど。


 あのね、忍たま乱太郎なんですよね。

 おいもういい加減にしろ、何が忍たまだって思った方と、あーハイハイそういうことね、って思った方がまぁ1:9くらいかな? って思うんですけど、気にせず行きます。ここは私の遊び場エッセイなんでね!


 なので今回は、宇部さんがひたすら推しについて語る大変気持ち悪い回となっておりますので、相応の覚悟を持ってお読みください。


 いや、ほら、忍たまの世界はですね、室町時代なんですよ。ウチの桃太郎の『限りなく日本の室町時代に近いけど日本でもないし室町時代でもない世界』とかじゃないんですよね。一応ギャグの世界なので、普通にアルバイトとかそういう単語は出てくるけど、食べ物やら道具なんかはちゃんと時代に沿ってるらしいです。それはおいといて。


 その忍術学園のクラス分けがね、『い組 ろ組 は組』なんですよね。一番人数が多いのが一年生で、一クラス10人くらいいるのかな? やはり主人公の乱太郎のいるクラスが一番多いんですけど、これが学年が上がるにつれ、どんどん減っていくんですよ。義務教育ではないのでね? 夢やぶれてなのか、家庭の事情なのか、はたまた不幸な事故(何せ忍者育成学校であるからして)なのかはわかりませんけど。


 もうね、五、六年生にもなると、一クラスに二、三人しかいませんから。これが二次創作になりますと、モブクラスメイトがいたりして、そこで愛憎渦巻いたりするんですけど、公式では最上級生の六年生は六人、五年生は五人しかいないわけです。ちなみに二次の世界では、実習でガンガン生徒が死んだりしていますし、何なら上級生になると普通に実習先で人を刺したりしています。


 で、その『いいごい』ですけど。

 五い、ですよ。五い。五年い組。私の最推し学年である五年生の中でも(こういうの『箱推し』っていうみたいですね)、さらに推しの推し、い組なんですよね。もういよいよもって知らねぇよって話になってきましたけど。


 誰もが一度は通る『初恋キラー』土井先生の次は、五年い組(シルエットでも判別可能な摩訶不思議ヘアスタイルを持つ巻き込まれ型パワーファイターの学級委員長&作者から『成績優秀・文武両道』と明言されている、長いまつ毛とくせ毛が特徴的な豆腐小僧)にハマってしまったわけですよね。もうこの↑( )内はね、息継ぎなしで語ってるから。もうオタクにありがちな早口でだーっとしゃべるやつだから。


 ただそうはいっても忍たま乱太郎の主役はあくまでも一年は組(まぁぶっちゃけ落ちこぼれ的なクラス)の乱太郎なんですよ。だから上級生なんてモブよりちょっと上ってだけのおまけ的存在なのかな、なんて思ってたわけなんですが。


 いまその忍たま乱太郎がアニメ放送開始30年ということでですね、色々ネット記事になってたりするんですよ。それで、NHKがね、アンケートを取ったらしくて、その集計結果がですね、男女比では女性が9割、年齢層は10・20代がほとんどだったらしくて。まぁ年齢については納得ですよね、一応ほら、子ども向けのアニメですし。まぁ20代は子どもではないんですけど。あと、忍者ものって男子に人気があるはずなのでは? とも思いましたが、そこを指摘するのは野暮ってもんでしょう。


 それでですよ、そのアンケートに寄せられた声も紹介されてたんですけど、なんていうかね、乱太郎主役に関するものよりも、圧倒的に土井先生なんですよね。作品全体を褒めるか、土井先生に触れるか。土井先生強すぎるのよ。一人で戦えるとかラスボスかよ。


 そして、その中にまざっていたのが『五年生』と当推しの名前! しかも答えた方はどちらも16歳女性! 16歳! 高校生!! 14歳(忍術学園の五年生は14歳)が16歳を落としてるんですよ。沼に! 恐ろしい世界!


 まぁ、アラフォーおばさんも落とされたんですけど。


 というわけで、今回は1151、ということで『いいごい』についてお話しさせていただきました。宇部さんのことは気持ち悪いと思っても、忍たま乱太郎のことは嫌いにならないでくれよな!

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