第1152話 ほっそ!
カクヨムコンが終わり、イケコン、グルメコン、KACも終わりまして、少々たるんできている私です。ただね、書くことは書いてます。このエッセイだけじゃなくて、桃太郎の続編です。この続編を書くためにエッセイのストックをもりもり作ってたんですけどね、なんかだらけちゃって無駄にストックを消費するだけの生活をしているわけです。
ちなみに、桃太郎ですけども、今回も昔話とのコラボになっております。超解釈させていただいてますので、「原作はこんなのじゃない!」って思われるかもですが、そこはまぁ「宇部さん今日も元気に狂ってんな!」くらいに思っていただければ幸いかな、って。
それで、そう、そのたるみまくってた時に何をしてたかっていうと、まぁ、お裁縫なんですよね。ほら、娘が入学したんでね? 体育着入れ(ナップザック型)とか道具袋(レッスンバッグ型)とか作らなくちゃいけなくてですよ。まぁ、別に作らなくても買えば良いんですけど、だって作りたいんだもの。それでですよ、お裁縫の時のBGMといえば皆さんもご存知の通り、『13日の金曜日』が定番なわけです。ですけども、可愛い娘の物を作っている時にホッケーマスクの殺人鬼はねぇだろってことで、もうちょっと爽やかなBGMはないかな、ってことで探してみたらですね。
YouTubeに、暴れん坊将軍の1話が上がってて。
東映さんのチャンネルで。
これは見るっきゃねぇな、って思ったわけです。よく考えたら、私、この手の時代劇の1話って見たことないな、って思って。何がどうなって将軍様が暴れるに至ったんだろう、って。暴れん坊将軍に限らず、水戸黄門ですとか、遠山の金さんなんかも、何か気付けば見てたんですよ。何が何やらわからんけど、とにかく将軍様とかお奉行様が庶民に紛れてなんやかんやして悪いやつを懲らしめる、みたいな大まかなストーリーしか知らなくても楽しめるんですよね。よく考えたらすごいことですよ。
だってWEB小説だったら、例えば1000話くらいの長編をですよ、いきなり352話とかから読むことってないわけじゃないですか。まぁ時代劇は1話完結のものが多いし、WEB小説なら20話分(1話3000字だとして)くらいあるでしょうし、比べるなよ、って話ではあるんですけど。
だけどまぁとにかく、1話を見てみようって思ったんですよ。こんな機会なかなかありませんから。
そしたらですね、暴れん坊将軍、つまりは徳川吉宗が将軍様になるところからスタートしたわけですよ。ほほう、ここから始まるのか、なんて思いながら見てたんですけど。いや、まぁなんていうか――、
上様、ほっそ! って。
若いとか、美男子とかね、他にも色々感想はあるんですけど、それよりも何よりも
それでも何のギミックもないレッスンバッグですからね。こんなの宇部さんにかかれば布の裁断から始めても1時間かかりませんから。上様に目を奪われつつダダダダとやっておりましたら、今度は御庭番衆が登場ですよ。上様をお守りしたりする忍者ですよ。
宮内洋出て来て!
おい! おい! ガチのヒーロー出て来たぞどうなってんだ! 上様の護衛に仮面ライダーV3兼アオレンジャー兼怪傑ズバット兼ビッグワン(他にもあるけど)って豪華すぎるだろ! もうこの人いるなら江戸の町は平和だよいい加減にしろ!(でもどこかで爆発しそうで怖い)
もうね、フットペダルを踏む足にも力が入る入る(ただし速さは真ん中に固定してるのでベタ踏みしても中速でしか縫えない)。
結局2話までだったかな、無料公開してるの。どっちも見ましたね。
娘よ、お前のその夢カワな道具袋達はそのようにして生まれたんだよ。
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