第1120話 『お笑い/コメディ』

 このお題が出た日ですね、私、仕事がお休みで。


 だからもう朝から大忙しですよ。

 休みの日って、やっぱりちょっとだらけちゃうというか、家族を送り出した後、普段ならすぐにエクササイズするんですけど、スマホをぽちぽちしたりしてね。洗濯機も回してるんですけど、「じゃあ終わるまで休憩休憩~」なんてね。休憩が必要なほど動いてねぇだろっていう。仕事がある時は「いまのうちにエクササイズやれるところまでやっとかないと!」ってテキパキしてるんですけど。


 だけれども、12時にはお題が発表されるのです。

 しかも自分はお休み。これは頑張れば一番ノリだって夢じゃないかもしれない! それくらいの気合が入っていたのです。


 目指せ、1時間以内! なんて無茶な目標を立てましてね。そうはいっても私ですから、「わぁぁ全然浮かばない~」ってぐだぐだしてるうちに夕方とかになって、そんで家族も帰って来ちゃって、やれご飯仕度だお風呂だってなるんですから。そんな未来がね、ちらちらとこっちを見てましたから。


 なので、とりあえず、執筆KACに集中するため、出来る限りのことは全部やったんですよ。エクササイズもパキパキと終わらせ、洗濯も全部干して、夕飯の仕込みまで済ませたわけです。あとはもうお題発表を待つだけだ! って。


 そしたらアナタ、『お笑い/コメディ』ですよ。

 ハッ、この私を誰だと思ってんの、って思いましたよね。我、(自称)コメディ作家ぞ? って。はいはい、わかったわかった。これはもうあれだ。カクヨムからの挑戦状でしょ、私への。オーケーオーケー、大丈夫、任せて。こちとら何なら真面目なやつの書き方を忘れちまったくらいにコメディに首までどっぷり浸かってんだわ、って。


 それくらいの気持ちでね、PCに向かったんですよ。


 そしたらですね、先に色々作業したのが仇になったといいますかね。PCが全然温まってなくて。ウチのパソ子ちゃん、最近調子悪いものですから、起動後やスリープ解除後はしばらく動きが悪いんですよ。文字もなかなか打てないし、変換にも数十秒かかったりして。温まって来ればちゃんと動くんですけどね。


 私、まずお題が発表されると、とりあえずそのお題をそのままタイトルに打ち込んで、タグに『KAC2022〇』って入力するんですよ。ジャンルは適当に現代ドラマにして。だから、まずはそれを作らなくちゃいけないのに、PCが全く動かず。いま思えば、どうせタグってこれからも『KAC2022〇』なんだから先に新規小説だけ適当に作っておけば良かったんですけど。


 そんな感じで、準備はばっちりだったのに、完全に出鼻をくじかれた感じになってですね。それでもまぁ気を取り直して書き始めたわけなんですけど、今度は全然浮かばねぇと来たもんだ。


 あのね、わかります?

 全然違うお題だったらね? 何とか書けるし、その中に笑いを入れることもそう難しくはないんですよ。だけどね、これ、お題そのものが『お笑い/コメディ』なんですよ。何かもうね、芸人さんとかがね、プライベートなのに「えー、芸人さんなんですかー? じゃあなんか面白い話してくださいよ~」ってキャバ嬢に無茶ぶりされるような感じといいますかね。


「アンタ、コメディ作家なんでしょ? だったらほら、お題『お笑い/コメディ』にしてやったんだから、面白いの書いてみなさいよ」


 もうね、そんな運営さんからの圧を勝手に感じちゃって。


 浮かばねぇ浮かばねぇ。

 何なら最初、いま書いてるコレをそのまま載せようとしてたから。何となくKACはエッセイを避けようって思ってたんですけど、こいつぁエッセイの力を借りるしかねぇのかな、って思いましたもん。


 結局、3時間くらいかかって何とか書けました。

 それがこちらです。


『俺はお笑い芸人には向いてない』

https://kakuyomu.jp/works/16816927861495562967


 あれですね、KACの何がきついって、話を書くのもそうなんですけど、タイトルとキャッチコピーを考えるのも大変ですね。書き上がってもここがなかなか決まらなくて。


 ただやはり私はコメディ作家なのか、いまのところこれが一番★が多いです。ありがとうございます。

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