第1023話 シャイニング

 カクヨムコン、盛り上がってますか?

 ちなみにこれを書いている当時はですね、カクヨムコンが始まってまだ2日です。この時、ストックがめちゃくちゃあったんですよ。いまもあることを祈る。


 さぁ、今年のカクヨムコンはですね、何せもう全話予約投稿済みで、短編をあと2つくらいは書きたいかなぁ、みたいな余裕のよっちゃん状態なものですから、フォロー小説をヨムヨムする傍ら、趣味のお裁縫やら映画鑑賞やらをしているわけですね。もう(気持ちの上では)貴族みたいな生活をしています。オホホホ。


 そんな中、よく見ている(BGMにしているとも言う)のが、『シャイニング』。あれですよ、バリバリと破壊したドアの隙間からニヤニヤしているジャック・ニコルソンがコンニチハしてるパッケージのやつですよ。つまりホラーです。


 まーたホラーかよ、ってね。


 そんなこんなで今回はこの『シャイニング』について色々書きたいので、「あの名作をこんな駄エッセイに汚されたくない」「ネタバレは『13日の金曜日縄張り』だけにしてくれ」という方はここでお別れです。また明日会いに来てくれることを信じています。




 とはいえ、がっつりと内容に触れるわけではないんですけどね。いつもの「宇部さんどこ見てんだよ」的なやつなんですけど。


 いや、食事シーンなんですよ。

 まーたこいつ食事シーンが気になってんのか、ってね。


 だってね、皆さん。気にもなりますって。


 映画の最初で、小さな僕ちゃんとね、そのお母さんがサンドイッチを食べてるんですよ。パパがホテルの面接に行っててね。


 お母さん、椅子に立て膝で座ってるんですよ。いやいやいやいやいや! 子どもの前よ!? そんで、しかもサンドイッチ手を付けてないんですよ。コーヒーか何かを飲んでるんです(途中で一口くらいかじる)。まぁそこは良いとしてですよ。それより気になるのが――、


 火をつけたタバコがその食卓の真ん中に置かれてるんですよ。煙もーくもくですわ。


 吸ってる途中なの?

 吸いながら食べるタイプなの、このママン?!


 食後の一服はサイコーだって聞いたことはありますし、かつてはウチの良夫さんも喫煙者でしたから、どうやらそれは本当らしいんですけど、いや、食後にしては気が早すぎねぇか? まだサンドイッチかじってすらいないんだが!?


 それとも何? おかず感覚なの!?


 昔はね、いまみたいに喫煙者が肩身の狭い思いをしていなかったというかね、むしろ逆に、吸わない方が喫煙者に気を使ってたくらいの感じだったと思うんですけど、それにしても!

 ちなみに、ホテル内でも歩きタバコします、彼女。昔って室内でもこんな感じでしたっけね。いまは身近に吸う人が一人もいないので覚えていません。


 そんでこのお母さん、見た目はぜんぜん清楚な感じと言いますか、黒髪のスレンダー美人なんですけど、何か普通にポケットに手を入れて歩く人なんですよ。

 ホテルの中を案内されている時も、ジャケットのポッケにイン。

 執筆中の旦那のところに行く時にもワンピースのポケットにイン。


 私もね? 外を歩く時は突っ込みますよ? 寒いし。

 でも室内ですよ?


 子どもに言いません?

 ポケットに手を入れながら歩いたら危ないよ、って。


 もちろん、これがフラグとなって、後に痛い目を見るとか、そんなことはないんですけど。これが私の小説だったら、ポッケにインしてたばっかりに的なオチにするところですよ。そこはやはりスティーブン・キング(原作者)、そんな浅はかな展開にしないんですよ。なるほどこれが一流と三流の差か。

 

 あとまぁ、もう一つ気になるのがですね、最終的にもう色々おかしくなって殺人鬼と化すパパン(売れない小説家か小説家志望)なんですけど、めっちゃくちゃ広いところで執筆してるんですよ。なんかもうホテルのロビーみたいなそんなところで。


 執筆が家族公認だからかもしれないんですが、個人的には、後ろががら空きの状態でなんて絶対に書けません。俺の背後に立つなですよ。


 もっとこぢんまりとした静かな空間で書きたいですね。

 あの環境にはすごく憧れるけど、あの広さでは無理。っすいビジネスホテルくらいのが良いです。

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