第1024話 ニコルソン

 今日も今日とてニコルソンの話をしたくて。ニコルソンですよ、ニコルソン。


 ジャック・ニコルソンですよ!


 シャイニングのお父さんですよ!(何でそんなに喧嘩腰なのか)


 まぁ昨日に引き続きシャイニングの話からなんですけど。ごめんなさいね、明日は違う話をしますみたいなこと書いといて(書いたっけ)、まさかの2DAYSですわ。帰ってきたぜー、アリーナー! 二階席ー、声出してー!!


 まぁそんなのは置いといて。

 あっ、そういうわけですから、今回もネタバレ注意です。気をつけて!



 いや、このシャイニングがですね、ざっくりあらすじを書いちゃいますけど、冬の間閉館するホテルがあってですね、だけど各部屋を日替わりででも温めたりしないといけないのと、あとはまぁ雪かきなんかも必要だったりするってことで、その冬の期間住んで管理してくれる人を募集してるわけですよ。


 そこにやって来たのが、ジャック・ニコルソン一家。いや、ジャック・ニコルソン一家ではないんですけどね。ただ、ジャックさんはジャックさんです。ジャック・トランスさんです。たまたま同じ名前の俳優さんを起用したんですかね。その辺はわかりませんけど。


 それでですよ、まぁこのジャック(ニコルソン)がですね、小説家志望のアル中なんですよ。前話で売れない小説家か小説家志望って書いたんですけど、志望の方でした。つまりは、まぁほぼほぼ無職なんですよ。もともと職があったけど、それを辞めて小説家を志したのか、それともそんな無職の状態で結婚して子どもまで作ったのか。まぁそこは良いです。とにもかくにも小説家を志すジャック・ニコルソンなのです。


 そんで、やたらと広いところで執筆している、という部分については前話で書いた通りなんですけども、このジャックがですね、もう開始30分くらいで既に様子がおかしいんですよ。2時間くらいある映画なんですけど。

 初めて見た時はですね、『シャイニング=雪深いホテルでパパが家族を殺す話』みたいな認識だったものですから、「は? あと1時間半くらいあるのにもうこんな殺意ビンビンなのかよ」って、それはそれはハラハラしながら見たものです。


 で。

 最終的にですね、敷地内にある何かすげぇ迷路で息子を追いかけ回して、息子はうまいことやって逃げ切り、ジャックは凍死するわけなんですが。


 カッチカチになったジャックが映されて、それでまぁ一件落着~、って感じで終わるんですよ。


 いや、その顔!


 私、このジャック・ニコルソンさんはですね、そんなに何作も見てはいないというか、記憶にあるのはこの『シャイニング』と『カッコーの巣の上で』だけ(他にもあるかもですが)なんですね。で、何かどっちも最後は彼死んじゃうんですよ。そして大抵変顔(変顔とか言うな)でお亡くなりになってる印象が……。『カッコーの~』の方はもう何年も前ですし、ほんとに変顔だったのかは正直もう自信がないんですが、「ジャック、この顔で死んじゃうのかよ」って思った記憶がどうしても拭えなくてですね。


 そんでたぶん、その後にこの『シャイニング』を見たんですよ。

 そしたら、まーた変顔で〆てやがる……、って。いや、彼の意思かどうかはわかりませんけどね。監督の指示かもしれないんですけど。


 だからもう私の中でこのジャック・ニコルソン氏はですね、とにかく最後は変顔でお亡くなりになる俳優さん、というイメージですね。


 あと、眉毛がしゃきーんってしてるので、笑ってても怒ってるように見えてちょっと怖いです。

 

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