第1006話 赤が多すぎる!

 Jの事務所の方々について、新しければ新しいほど、さーっぱりわからない私です。


 これがね?

 光GENJIとかね? SMAPだっていうならね? TOKIOだV6だKinkiKidsだっていうならね? 何とかなるわけですよ。


 もうね、正直嵐だってギリギリだったんですから。かろうじて、みたいなところありましたから。ぶっちゃけV6も一人ウルトラマンがいなかったらやばかったんですから。


 それでもね、グループ名くらいは耳に入ってくるわけです。バラエティ番組なんかを見ると、○○というグループの△△君、みたいなのが良く出ているわけですから。それで、「ああ、いまJの事務所ではこの○○ってグループを推してるんだな」っていうのがわかるわけです。


 それでですね。


 なにわ男子ですよ。


 なにわ男子、というグループがいるらしいんですよ。

 あっ、安心してください、宇部さんがこのなにわ男子の○○君にハマったとかそういう話ではありません。宇部さんが推すのはいつだって夫と子ども達。そして、二次元ですから。


 いや、こないだ車内でですね、旦那と、


「『なにわ男子』がいるのなら、その他の地域にもそういう『○○地域名男子』がいても良いのではないか」


 という話をしたわけです。


 そうなると、やはり旦那は生粋の秋田県民であるわけですから、東北にまつわる男子を考えるわけで。


旦那「成る程。つまり、仙台だと『ずんだ男子』になるわけか」


 私のイメージとしては、『きんき近畿男子』とか『けいひん京浜男子』とかそういうやつだったんですけど。むしろこっちが「成る程」ですわ。そう来たか、と。


宇部「良いね、『ずんだ男子』。じゃあ秋田だとどうなるの?」

旦那「そりゃあもう『いぶり男子』よ」


 米(『ライス男子』)かナマハゲ(『泣く子はいねぇが男子』)かな? と思ったのですが、まさかの『いぶりがっこ』チョイス! 彼はいつだって私の想像を超えてくるのです。さすがは私の夫。


宇部「い、いぶし銀~!」

旦那「そんで山形は『さくらんぼ男子』で」

宇部「さくらんぼ! 可愛い!」

旦那「もちろん全員チェリーだから。チェリー集まってるから」

宇部「ピュア!」


 という話をしておりましたら、何かやけに色鮮やかだよね、って話になってですね。ほら、ずんだは緑ですし、さくらんぼは赤ですし。


宇部「これあれだね、東北男子集めて、戦隊ヒーローみたいに出来そうだね」

旦那「そうだね。とりあえず、仙台はずんだグリーンで」

宇部「秋田のいぶりがっこはイエロー?」

旦那「いや、茶色」

宇部「茶色! 皮の部分だったかー」

旦那「そんで、山形のさくらんぼレッドと」

宇部「待って、青森も林檎だからレッドじゃない?」

旦那「だな。やばい、福島も赤べこレッドがある!」

宇部「ウワー、東北赤いの多すぎる! 秋田だってナマハゲの方採用してたら危なかったよ。いやー良かった、いぶりがっこで」


 ちなみに岩手がなかなか出なくてですね。そうなるとわんこそばかな? ってなったんですけど、わんこそばって何色なのかしら。そばの色とすると灰色だし、つゆの色だと茶色? 黒? でも個人的には、器が赤っぽいイメージなのでやっぱり赤なんですよね。


 いや、だから赤が多すぎる!

 その点仙台はさすがですよ。もうずんだのグリーンが際立つ際立つ。

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