第995話 結局書いたけどね

 やっとカクヨムコンの新作がですね、ラストの山場に差し掛かりまして。さて、この話が更新される頃には奇跡が起きてたりして書き上がってませんかねぇ。実はいま書き上がって推敲作業中でーす☆ なんて余裕ぶっこいてますように、と祈るのみです。

※無理でした。でもあともう少し(と思いたい)!


 それでですね。

 今回は、恐れ多くも陰陽師を出すことになりまして、あっ、もちろん、そんな大したやつじゃないんですけど、間違っても夢枕獏御大レベルの陰陽師ではないんですけど、とにかくまぁ陰陽師が出てくるわけなんですよ。

 

 というわけで、映画の陰陽師をちょいちょい見ましてですね。やだなぁ、パクリ目的じゃありませんって。書いてたら見たくなるんですよ。陰陽師を、というか、野村萬斎様を。


 萬斎様の陰陽師姿を見た時、「これは間違いなく安倍晴明」って思いましたもん。欲を言えば、私がイメージしていた陰陽師・安倍晴明はもうちょっと声が高かったんですが。それは良いです。それよりも、あの元SPEEDの今井絵理子さんの蜜虫はどうにかならんかったのか、っていう。蜜虫はあんなに幼い感じではないだろう! ええいペラペラしゃべるなぁぁ! と思いましたが、それもまぁ良いです。


 ちなみに私の中で蜜虫は若い頃の大塚寧々さんのイメージでした。単に好みのタイプってだけです。


 それはそうと私の陰陽師、全然陰陽師してねぇなって。えー、これラスト辺りまでに陰陽師っぽいこと何かするのかなって。作者なのにわかんねぇのかよ。


 そりゃあね、時代設定が現代なのでね? 常にあの狩衣姿でかしこみかしこみ言ってるわけじゃないんですけど、それにしたって、薄くねぇかな、といまさら不安になっている次第であります。もう遅いわ。


 それでですよ。

 書いてて困ったのがあれね。


 創作の中ではまぁまぁ定番なんだけど、実際にやるとなると実は無理があるやつですよ。


 どういうことかと言いますと、推理小説なんかでよく見る『クロロホルム』的な薬品で眠らせるとか、スタンガンでバチバチやって気絶させるやつ。あれ、実際はそんな風にならないらしいじゃないですか。


 えーこれ、堂々と書いちゃって良いもんなのかな? っていう。

 

 いや、これがね?

 私が書いてるやつがファンタジーならですよ。冷凍ビームとか、麻痺光線とかね、石化魔法とかでね、こうビビビーってやるんですけど。陰陽師を出しといていまさらファンタジーじゃねぇとか言わせねぇぞ? って話ではあるんですが、そりゃあ陰陽師がやるんだったら、何でもありですわ。そういう術があるんです、って言いきりますわ。


 やるのは一般人の方なんだよぉぉぉ!

 

 えーこれどうする。

 ここまで来て展開変える?

 最近ほら、○○警察みたいな人増えてるみたいな話聞きますからね、おっかないんですよ。コメントで絡まれたら怖いなぁって。クソ雑魚メンタルなので、粗を指摘されるともうびっくびくなんですよね。まぁ粗のある話を書いてる私が悪いんですけど(笑)


 ただまぁ、最終的には得意の『結局創作って現ドラだろうが何だろうが、ぜーんぶファンタジーだよね』理論を振りかざしてその辺り書いちゃいましたけど。


 結局書いたんか、ってね。

 ええ、書きましたわ。

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