第918話 祭報告というか

 そういや浮かれるだけ浮かれて祭の報告をしてなかったな、って。もちろん報告義務なんてないですし、大したことも起きてないんですけど、もちろんあれですよ。

 

 ネタがねぇ。


 ここ最近ずーっと順調だったんですけどね。割と数日分のストックがあったりして。でもほら、ストックって油断してると減ってくから。おっかしーなー、ここに置いておいたのに。おかーさん、また勝手に片付けたでしょー、って。


 というわけで。

 遅れてきた『13日の金曜日祭』なのでした。とはいえ、視聴するのは1〜5。時間的にこれが精一杯なのです。徹夜してまで制覇は出来ない。なぜって翌日はお仕事だからです。知ってた? 宇部さんって案外その辺の自己管理が出来る大人なんだぜ?


 それでですよ、まぁ映画の内容についてはですね、もうここで書くことなんてありませんから。さんざん書き散らかして来ましたから。だからね、この祭参加者(私)のね、前〜当日のお話をしようかなって。


 まずね、何度も言うようにこの日はお菓子をフルで解禁するつもりでしたから、それはもうむっしゃむっしゃといくつもりでしたから。そうなりますと、ある程度の事前準備が必要になるわけです。


①お菓子を調達

②当日の罪悪感を薄めるためにトクホ系のお茶を用意

③体重増加を見越して出来る限り前日までに減らしておく

④前日の夕飯はカロリー控えめにする(家族も道連れ)


 ③は完全に気休めですね。これ飲んでるし大丈夫的な気持ちが大事なのです。トクホ系はあまり信用はしていませんが、プラシーボ的なアレです。


 ④に関してはですね、ぶっちゃけたまたまではあったんですけど、もしかしたら無意識にそうしていたのかもしれません。アボカド(息子のリクエスト)入りのサラダと、豆腐のキノコあんかけ、お味噌汁は高野豆腐だったかな。肉っ気がねぇ。畑の肉しかいねぇ……。


 ちなみにこのアボカドですが、息子とスーパーに行った時に、初めてのお遣い(リベンジ)を見越してお野菜コーナーをうろつかせてみたところ、目ざとく発見したやつです。


(↓Twitterでも呟いた内容)


息子「ママ、ぼくこれ食べてみたい!」

宇部「キラキラ女子が好きなやつやんけ……(君は好奇心の塊だな!)」


 思わず本音が出ましたわ。

 息子よ、ママはアボカドをカジュアルに手に取るようなキラキラインスタ女子じゃないんだぜ?

 でも、息子が食べたいならしゃーない。適当に切ってサラダにぶちこんでやれ、と。


 ていうか、子どもが食べてみたいものって、キャラ物の加工肉とかなんじゃねぇのかよ! お前がキラキラ女子かよ!


 そんなこんなでアボカドを剥いたわけです。知識だけはあるんですよ、皮の剥き方とか種の取り方とか。包丁をぐるっと一周させて、グイってひねる、っていう。それだけはやってみたくて。桃みたいにやれば良いんでしょ、って。むしろ逆? 桃をアボカドっぽく剥いてたのかな?


 そしたらね、もう、桃より簡単につるっといけて。種もつるんと取れて。えー、この作業だけずっとやりたい。


 そんでいざ実食。


 息子はね、未知の食感と味に「美味しーい! ぬるっとしてるー!」とご満悦。そういやこいつはぬるネバ系好きだったな。


 ただ娘はその辺の警戒心が強いのです。結局食べるは食べるんですが。けれどやはり気持ちよく食べてもらいたい。ならば。


宇部「娘よ、このアボカドっていうのはね、大人の女性がきれいになるために好んで食べるやつでね、食べたらそりゃあもうお肌はもちもちのぷりぷりになっちゃうやつなのよ」

娘「そうなの!?」


 さすがは未来のキラキラインスタ女子。食いつきましたわ。美への思いが強すぎる。そんでもう食べたそばからほっぺを気にしてやがる。さすがにそんな即効性はねぇよ。


娘「なってる? わたしのほっぺもちもちになってる?」

宇部「おー、なってるなってる」

娘「にいには? にいにはなってる?」

宇部「おー、なってるなってる」

娘「にいにはイケメンになるんじゃないの?」

息子「(じっとこちらを見つめる)」

宇部「……なる! にいにはイケメンになる! なってる!」


 食った瞬間に女の肌はもちぷりで男はイケメンとか、まじで夢の食材ですわ。


 ってこんなこと書いてたら肝心の祭部分に一切触れられなかったので、それはまた明日(しめしめ)。


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