第858話 GBレビュー

 GBって何だよ、って思いました?

 まーたこいつはこんな惹き付け方しか出来んのか、ってね。そうです、出来ません。


 ジェルGELボールBALLなんですよ。

 わかります、ジェルボール?


 洗濯洗剤をオブラートみたいに水で溶けるフィルムで包みましたよっていう、あれね。


 ずっと気になってはいたんですけど、やっぱりイメージっていうんですかね、量の調節が難しそうで。割と皆さんその辺がネックっぽいんですけど。

 というのも、前までの宇部家の洗濯ペースというのが2日に1回とかでして、量的にも1個じゃ足りない気もするけど、2個じゃ多いような……みたいな。


 ところがですね、冬の間、リビングに干す関係で毎日回すようになったらそれが習慣化しまして、さすがにもう2階の洗濯部屋に干してるんですけど、なんかもう毎日回さないと気持ちが悪い状況。


 こうなりますと、1個でちょうど良いのでは? という量なんですね。


 そんなわけでデビューしました、ジェルボール。私のファーストジェルボールはアリエールの柔軟成分入りのやつ。えー、そしたら柔軟剤もいらないじゃん! えっ、漂白がどうとかも書いてる! てことは漂白剤すらいらないってこと……?! しゅごい……。


 もうこのままCMのオファーが来ても良いんじゃないかってくらいに感動してから、箱をぱかーん。


 クッソ良い匂いしやがる……。


 液体洗剤は注ぎ口が小さいから、蓋を開けても香りはほんのりとしか届かなかったけれど、こいつはダイレクトに鼻に来るぜ! 


 もうあれじゃん。

 この中に顔突っ込んだら嗅ぎ放題じゃん。合法的に嗅ぎ放題じゃん。


 思わずそんな良からぬことを考えつつも、震える手でジェルボール様を掴みます。


 ……やっわらかっ!

 うっそこんなに柔らかくて大丈夫なの!?

 握りつぶしそうで怖い!

 人間に恋をしてしまったゴリラが初めて彼女に触れた時くらいの衝撃!

 人間って何てもろい生き物なんだ、俺のこの力では……的な。


 私は朝から何を考えているんだ。


 まぁそんなこんなでジェルボールなんですよ。私の中のネックその2がですね、洗濯槽の底に入れないといけない、ってやつなんですけど、これはもう仕方がないですから。我が家では毎日回すこともあって、脱いだものは洗濯機に直入れしてるんですけど、その中に手を突っ込んでかき分け、ジェルボールをin!


 そんで、試しに柔軟剤も漂白剤も入れずに回してみました。うん、まぁ問題はなさそう。ただ気持ち的にね、本当に大丈夫なのかしら感は拭えなかったので、干す時にめちゃくちゃ検分しましたし、めちゃくちゃ嗅ぎまくりましたけど(誰の服のどの部分とは言いませんが)。


 まぁ、大丈夫そうでした。


 ただね、まだまだ漂白剤も柔軟剤も残っているので、まずはこれ使い切ってしまわないとなーって。もうこれを機にいっそ柔軟剤と漂白剤をやめるつもりですよ。


 そしたらアナタ。

 そのアリエール柔軟成分入り、もうどこにも売ってないの。いや、厳密には近所のマックスバリュにはあるんですけど、ドラッグストアとかホームセンターにないの。Amaz○nさんでもなくて、いっそP&GさんのHPもチェックしたんですけど、そこにもいないの。


 これもしかしてアレじゃない?

 メーカー廃番なんじゃない?


 マックスバリュにあるやつって、売れ残りなんじゃない?

 そりゃああそこはどちらかといえば食料品がメインですもん。洗剤を買うってなれば餅は餅屋と言いますしね、ドラッグストアに行きますわ。私だって普段はドラッグストアで買いますわ。


 とりあえずね、マックスバリュにあるうちはそれを買うとしてですよ。

 えー、ということはやっぱりジェルボールでも柔軟剤とか漂白剤はあった方が良いのかなぁ、と悩んでいるところです。まぁ、どっちもいらないっちゃあいらないんですけどね。


 そんで、ジェルボールを使うようになってですね、ほら、いままでは洗剤投入口にね、液体洗剤と漂白剤を入れてたわけですよ。そんで、柔軟剤は柔軟剤用の投入口に入れてたんですけど、何でしょうね、もう長年染みついたアレがあるんでしょうね。


 洗剤投入口に柔軟剤を入れてしまうんですよ。

 ほら、いままで洗剤と漂白剤で何かしら2種類の液体を洗剤投入口に注ぎ込んでたものですから。その癖で何かしら2種類入れないと、みたいなのがあるみたいで。そんでやべぇ、こっちじゃなかった、っつって、柔軟剤投入口の方にも入れて、と。柔軟剤がありとあらゆる投入口から注ぎ込まれる事態に。


 えっ、これ大丈夫かな。

 こんなアホみたいな理由で壊れたりしないですよね? ってハラハラしているところです。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る