第476話 最早詐欺扱い
このタイトルで「ハハーン、さては宇部さん」ってわかったらもう大したものですよ。私のことをよく知ってらっしゃる。というか、私の底が浅すぎるというか、単にタイトルのつけ方が安直なのか。
あのですね、またしてもジェイソンさんのお話をしたくて。見たら即書く、これがポイントです。ネタになりそうなものは忘れないうちに書くのです。それがエッセイを476話まで続ける秘訣なのです。
というわけで、とうとう9を見たわけですよ。
さぁーてドッキドキのサブタイトル発表と参りましょうか。
じゃじゃーん、『ジェイソンの命日』!!
洋題は『JASON GOES TO HELL』!!
いや、お前何回死んでんだよ!!
命日なんざいまさらだろ!!
まだ行ってなかったのかよ、HELL!!
なんていうかですね、何かどっかのアイドルが『卒業するする詐欺』だとか、『辞める辞める詐欺』だとかね、そういうのあったじゃないですか。
もう完全にそのパターンですよね。
もうね、毎回「あー、これはさしものジェイソンさんでもなー」って終わり方してんですよ。
けれどもそんなのお構いなしにさらーっと復活するわけですね。
「あーもー、さすがの俺も今回は死んだわ。マジやべーわ。続編とかマジ無理だわー(チラチラッ」
もうね、あのホッケーマスクからチラチラこっちを見ているわけですね。
そんでもちろんそんでもちろん制作サイドも、こんな稼げるコンテンツをみすみす手放すわけがないんですよ。
「いやー、どうもどうもジェイソンさん、今回ちょっと派手に色々あったけど、またしれーっと生き返らせるからさ、次もいっちょ頼むわ」
ってなもんで、オファー出しちゃう。血塗られたマチェーテ差し入れちゃう。次回もこいつでどうかひとつ、みたいな。パッと見使い込んでる感じですけど、実はめちゃくちゃ研いでますから、みたいな。
いや、そんであれですね、今回はまた酷いですね。酷かったです。
これ絶対に金曜ロードショーとかでは放送出来ません。今回もアハーンなシーンがばっちりあるのと、あともうひたすらグロい、というか、汚い? これはね、健全な若者に見せちゃいけないやつです。私のように酸いも甘いもアレしてきたアラフォーおばさんは見ても良いけど。
ああそうそう、健全な若者に見せちゃいけないやつといえばですね、とうとう来たんですよ、我が家にPS4さんが!
旦那は毎日のように何やら物騒な鬼ごっこ的なやつをやってますね。これはね、もう何があっても子ども達には見せられません。
いや、よく言うじゃないですか、そういうゲームばっかりやってると~、みたいなやつ。正直なところ、そういうのは全然信じてなかったんですよ。別にホラー映画ばかり見てる人全員が殺人鬼になるわけでもないですしね。
でも、いざこういう状況になってみるとですね、確かにこれはちょっと教育に悪いよな、って思うわけです。もちろん、対象年齢とかありますけどね。だけど、家にあったら、完全に制限するの難しいじゃないですか。ましてや小学校高学年とかそれくらいになれば。
とりあえず、いまのうちはもうギリギリまで隠そうぜ、って。旦那には、どんなゲームやっても良いけど、絶対に子ども達にその存在をバレないようにしてくれ、と強く念を押しました。
いや、だって確実におもらしするもの。
眠れなくなるやつだもの。
私だってその昔、『あなたの知らない世界』とか見た日は眠れなかったもの。
お姉ちゃんのベッドで一緒に寝たもの(そして壊す)。
とまぁ、そんなこんなで妻は猟奇的なホラー映画を夜な夜な見つつお裁縫をし、夫は夫で猟奇的な鬼ごっこゲームをする、っていうね。大丈夫なのかしら、この夫婦。そろそろ私の作品に影響が出ないか心配ですね。
さて、ジェイソンさんは無事『命日』を迎えまして、どうやら地獄からのお迎えも来た様子なんですけれども、ええと、皆さんご存じの通り(?)、これ、あともう1作あるんですよね。黄泉の国からお届けするパターンなのか、それとも、やっぱりしれーっと復活するのか、もうワクワクが止まりません!!
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