第474話 誕生日のお話

 そういや誕生日当日のお話をしてなかったな、って。

 よっしゃ、誕生日の日のお話を書ーこう、ってね。思ってます。


 まぁ、皆さんもう察してくださっているかとは思うんですけど、そうです、ネタがないのです。もうね、びっくり。ここ最近全然ストックがなくてカツカツなんですよ。そんな中、今度はアレですわ、『ウベノマスク夏の陣』。

 ひんやり素材であるとかね、吸湿速乾的な感じとかですね、「いや、それはそれでウィルスの方は大丈夫なの?」みたいな気がしないでもないんですけど、正直なところ、私が住んでいるところはですね、いまのところ割と平和なこともあり、そこまでガッチガチのマスクじゃなくても良いかなぁ、的な雰囲気なのです。使い捨てマスクの方もですね、ぶっちゃけかなり出回ってるんですよ。箱のやつなんかはまだまだ高かったりするんですけど、5枚入りとかのはね、まぁそこそこの価格だったりしますし。


 けれどもですね、あっついんですわ。

 いまでこんなんなら、真夏どうなんの?! って。

 そんなこんなで、ひんやり肌着とか、メッシュの肌着とかを買ってきましてね。もう本来の用途ではないのはわかってるんですけどね、切り刻んでね、マスクに加工するわけです。こっちの作業に時間をとられてしまって、なーかなか書けない書けない。&読めない。全然読めてもいません、最近。


 とまぁそんな感じで字数を稼ぎつつ。


 そうそう、誕生日のお話でした。

 実家の両親から、プレゼントなのか何なのかわからない救援物資的な贈り物が来たことはお伝えしたわけですけれども、それはまぁ置いといて。


 子ども達ですわ。

 前の晩にですね、旦那が子ども達を集めてヒソヒソ言ってるわけです。


 まぁ、ぶっちゃけ丸聞こえね。

「明日ね、ママ、お誕生日なんだよ」って。


 さすがにですね、まだ7歳と4歳ですよ。ママの誕生日なんてぶっちゃけ覚えてませんしね、ある程度の仕込みは必要ですからね、ええ。仕方がないです。

 

 そしたらですね、息子の方はまだ良いですよ。ちゃんとひそひそ声でですね、「わかった!」って返してくれるわけですよ。まぁそれも聞こえてるんですけどね。


 問題は、そう、娘ですよ。


「えぇ――っ!! そぉうっ、なのぉぅっ!? ママ、お誕生日っ、なのぉぅっ?!」


 無駄に声張ったなぁ、おい。

 お前、パパが声を落として耳元でひそひそしゃべってる件について、どう思ってるの? そんで、その隣で兄貴がベタなひそひそ声でこしょこしょ話してる件についてもどう思ってるわけ?


 もうね、娘ちゃんはウキウキですよ。


「わたし、ママのおたんじょうびにママのお顔かくー!!」


 ってね。

 予告ホームランですわ。

 そんで早速描き始めましたわ。


「あのねぇー、髪はねぇー、なっがぁーくするからねっ。それでねっ、ドレスはねぇー!」

 

 ええ、これ私どんな顔で受け取れば良いんですかね。

 

「娘ちゃん、そこまでバラしちゃ駄目じゃない?」


 見るに見かねた旦那がフォローしますが、娘ちゃんは涼しい(だけどむちむちの)お顔。


「だいじょぶよ! わたし、なんにもしゃべってないから!」


 うっそだろ、お前。

 だとしたら心の声漏れまくりだから!


 

 そして、その翌朝。


「ママ、わたし行くから(保育園に)、この絵、見てねっ♪」


 そんな可愛い感じで、ぺらっと渡された(推定)ママの絵とは――、



 ド ラ え も ん !


 どこからどう見てもごく普通のドラえもんでしたわ。ドラえもん体型のママとかでもありませんでした。だとしてもショックだけど。

 もう完全にドラえもん。完全にホンワカパッパのやつ。何ででしょうね、そこはかとなく昭和感。のぶ代さんの声で再生されるやつ。


 おい、昨日途中まで描いてたママの絵はどうした。

 

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