第397話 公式 ※置いてけぼり回の自覚はある
ちょっと今回も一部置いてけぼり回になるんだろうなぁと思ってはいるんですが、それでも書いちゃいます。だってこれしか思いつかないんですもん、いま。
いや、ふと思ったんですけど、私って、いや、私に限らず何かを創作している(ただし二次創作を除く)方々って、『公式』なんですよね。いきなり何を言い出したんだって思われたかもしれないですけど。いや、宇部松清作品は、私が書いたものが公式なんだよな、っていまさら思ったわけです。
え、なんかちょっと『公式』って響き、良くないですか?
「その解釈は『公式』だと~」とか、「いや、そこは『公式』ではそう述べられていない」とか、二次創作をする方々が言いそうな台詞の中に登場する『公式』ですよ。私、その『公式』側の人間だったんですよ。ただ問題は、私の作品で二次創作をするような人がいない、という点です。ただひたすら『公式』ってだけ。
いや、何でそんなことを考えたか、って話なんですけど、まぁいつもの『とらたぬ(捕らぬ狸の皮算用)』といいますかね、オタク特有の勝手な盛り上がりと言いますかね、先日の『第394話 作業妨害BGM』関連の話なんですけども。
私ね、声優の谷山紀章さんが大好きでして。『進撃の巨人』のジャン役とか、『文豪ストレイドッグス』の中原中也役の方ですね。その他にも『しろくまカフェ』のナマケモノ他や、『ジョジョの奇妙な冒険(第4部)』の噴上裕也ですとか――って、もう書ききれないくらい演じられているんですが。ただ、あれですね、声優さんとして好きになったというよりは、この方、GRANRODEOというユニットで歌を出しておりまして、そっちから入ったわけです。知ったのも5年くらい前で、『谷山紀章』という声優さんがいることくらいは知ってたんですが、知ってただけというか。
あとからわかったんですよね、「えっ、『天元突破グレンラガン』のキタンの中の人?! 歌めちゃくちゃうめええええええ!!!」って。
それからずーっと聞いてましてね、特撮かアニソンかGRANRODEOか、ですよ。
というのが前提としてあるわけなんですけど、だから、私はもし万が一自作がアニメ化するなんてビッグバンが起こったら、もう絶対主題歌はGRANRODEOだって思ってるわけです。自作の主役級の男キャラは谷山さんだと思って書いてますし。もちろん、現在連載中の『スミスミシン』の然太郎は谷山さんですよ。さらに言うなら、『スミスミシン』の主題歌はアルバム『FAB LOVE』に収録されている『the one(OP)』と『Take it easy(ED)』ですから。これは公式設定ですからね。
そう、これが言いたかった。
先にこうやって言っとけばですよ、万が一億が一『スミスミシン』がアニメ化するってなった時にですね、その時の流行りの声優さんとかバンドとかを起用しようとした時にTwitter界隈がざわつくわけですよ。
「公式では然太郎は谷山紀章さんだったはずだぞ」
「おいおい、主題歌、最近売り出し中の女性声優ユニットになってるぞ。いや、公式設定ではGRANRODEOだったじゃないか」
みたいな。
で、炎上しまくってアニメ化そのものがなくなるんですよ。なくなるんかい。
ていうか、その前に書籍化だろう、ってね。
それも夢のまた夢なんですけど。
でも、小説を書いてるとこれくらいの妄想しますよね? ね?
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