第373話 謎のタグ

 今日のお話はTwitterをしている人しかわからないやつかもしれません。出来るだけわかりやすく、そして面白おかしくお話出来ればなと思います(面白おかしく?)。


 さてさて、そのTwitterなんですけども、皆さんもご存じの通り、まぁ一応全世界に向けて呟きを発信出来るというサービスですね。最近ではその呟きにタグをつけられるんですよ。


 私が好きなのは、例えば『#子育てあるある』とか『#絵画で見る子育て』とかそういうやつなんですね。この『#~』で検索すると、同じタグがついている呟きがだーって表示される、という。


 で、最近ちらちら目に入るのがですね、


『#RTリツィートしてくれた人の小説を読みにいく』


 ってやつ。

 私ね、正直このリツィートなるシステムがいまいちわからないんですが、たぶん、他の人がこんなこと話してますよー、っていうのを自分のところでも紹介出来る、ってことなのかなぁって思うわけです。とりあえずそういう認識でいます。


 で、さっきの話ですけども、そう、『#RTリツィートしてくれた人の小説を読みにいく』ですよ。その謎のリツィートボタンを押すと、どうやらその押された側の方が、こちらの小説を読みに来てくれるらしいのです。すげえ、何だこれ。


 私なんかはですね、まぁビビりもビビりでして、石橋も叩きに叩きまくって渡るタイミングをも逃すタイプなものですから、そんなボタンひとつぽちっとしただけで私の作品を読みに来てくれるわけがないと思うわけです。そんなうまい話があるわけない。きっとあとから怖いお兄さんが出てきて「おうおう、姉ちゃん世の中そんなに甘かぁねぇんだぜ?」みたいなことになるはず。何か絶対に裏がある!


 とまぁ、そんなこんなで私はそれに乗っかったことがないわけなんですけども。


 でも、すごいんですよ。皆さんぐいぐい「ウチの子を!」「ぜひウチの子を!!」ってしてるわけです。まさか全部短編でもないでしょうし、全部読むったらあなたほんとに身体もたないわよ? って老婆心ながら忠告したくなるくらいなんですね。


 そりゃ私にも自慢の可愛い子(作品)はたくさんおりますけど、「読んで読んで! リツィートするから読んで!!」っていうのは何か嫌だなぁって。もう自然に、自然な感じで選ばれたいんですよ。


 恋愛で置き換えるとですね、毎週のように合コンに通いつめて、チャンスは自分で掴みとるのよ! って自らアピールする感じじゃなくて、行きつけの喫茶店とか図書館とかで運命的に出会いたいわけです。何でか相席になっちゃうとか、偶然同じ本に手を伸ばして「あっ」「すみません、どうぞ」みたいなやつですよ。ベタすぎるけどそれが良い!


 しかしこれはですね、余程の器量良しか、あるいは余程パンチの効いた事件でも勃発しない限り何事も起こらないパターンですよ。


 恋愛はそれで良いかもですけど、作品に対してはもう少しぐいぐいと宣伝しないと駄目なんでしょうけどね。いやー、だって私ね、鍵垢なんですもん。宣伝したって、もうごく狭いコミュニティ内なんですもん。


 だからね、エッセイ内で少し宣伝するかなぁって思ったわけですけど、よくよく考えたら自作品がわちゃわちゃとありすぎて全部リンク貼るのがまーめんどいめんどい。めんどいとか言うな、そういうとこだぞ。


 でも面倒なのは事実なので、まとめたやつのリンク貼ります。

 興味のある人はここからどうぞ↓


『宇部松清 作品まとめ』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889037222


 


 

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