絵画鑑賞や読書における体験っていうのは、いうなれば現実と同じですから、強烈な記憶は後に残りますよね。
古い洋館の廊下を歩いていて、あ、この風景、どこかで見たことあるって思ったら、物語の中での一場面だったり、風になびく麦畑を見て、デジャヴを覚えたら昔見た絵画の一枚だったり。
人の記憶とはふしぎなものですよね。
お菓子の家、私も強烈なイメージが残っています。
「この味と手触り! あの家のドア! 取っ手の部分だよね」
なんて気づいて驚かされたことがありますよ。
作者からの返信
空知音様
私昔ドラマ版の『リング』を小さい時に見て(誰かが見てるのをちらっと見た感じ)、大きくなってから小説版の『リング』を読んだんですけど、井戸のシーンがやけに鮮明に思い出されたわけですよ。その場にいるみたいな。もうめちゃくちゃびっくりしまして。これ、やっぱり呪いの小説なんだ!私、死ぬかも!って。
まぁ、ただ単に映像で見たから、ってだけだったんですけど(笑)
床材は考えたことがなかったです……(笑)
そういえば、古代のお米のお酒は若い娘さんが噛んだものを容器に入れて発酵させていたって、何かで読んだ気が……。
これも、若い娘さんだからまだ許されるのでしょうか(;´∀`)
作者からの返信
綾束 乙様
やはりお菓子の家を名乗る以上、どこもかしこも食べられる素材じゃないと、ですよ!
そのお酒、私も聞いたことがあります。
ま、まぁ若い女の子なら……良い……のか……?
まぁ正直なところ、私としてはそれが例え可愛い娘でも御免こうむりたいんですけど。
お菓子の家の床については、自分も子供の頃から疑問に思っていました。この際クッキーだろうがチョコレートだろうが何でもいいですけど、やっぱりアレ踏んでますよね?
昔、日本の一部のお城は兵糧攻めにあった時の事を考え、畳を食べられる素材で作っていたそうです。畳ももちろん、普段から足で踏んでいたでしょうけど、いざと言う時はそれでも食べていたのでしょう。ですからお菓子の家の床も、兵糧攻めで他の食料が尽きた時はなりふり構わず食べて…………あれ? お菓子の家ってそんなに殺伐としたものでしたっけ? もっと夢いっぱいって、イメージだったのですが(;^_^A
作者からの返信
無月兄様
そう、踏んでるんですよ。食べ物を踏んで良いわけがないんですよ。しかもあちらの国では室内でも土足でしょうし、美味しそう!って思いつつも、えっ良いのかな……ってハラハラしたものです。
食べられる素材の畳!まぁ兵糧攻めともなれば背に腹は代えられませんからね。食べるっきゃないですよ。
あと確か、革のブーツはいざという時に食べられるとかも聞いたことがあります。が、どうして皆『足の近くに』あるものを食べられるようにするんでしょう。
お城にしたって食べられる襖とか、革製品ももう少し人体の上の方に身に付けるやつに出来たのでは……。
お菓子の家、自分の『シンデレラとカボチャの煮付け』では、椅子やテーブルをバームクーヘン、ベッドをパウンドケーキ、天井からぶら下がった照明はキャンティで作っていました。
そして小説では書いてはいなかったのですが、床は木造と見せかけて、板キャラメルで作ってあるイメージがありました。勿論表面はコーティングせれているので、ベタベタくっつきません!(^^)!
イメージを膨らませれば、結構細かい所までお菓子で作れそうです。腐らないのは……魔女が魔法をかけているからかな(^_^;)
作者からの返信
無月弟様
やはりまるごと食べられてこそのお菓子の家ですね!
扉はクッキーやビスケットで、窓ガラスは板状の飴で……、と考えれば考えるほど夢が広がりますよ。
そうか、魔法という万能なやつがありましたね。腐らないのも虫が寄ってこないのも魔法のお陰。ということは、この家の中では床から数センチ浮く、なんてことも出来るわけですよね。ドラえもんみたいですけど(笑)
お菓子の家……
その昔、独身時代に勤めていた会社が菓子会社だったけど、創業祭みたいなイベントをする時に会場に設営しましたよ、お菓子の家。
もちろん段ボールだったりベニヤ板だったりで骨組み作って、その上に食べられる材料で作った食べられないお菓子をはりつけて、子供だったら中を通り抜けられる大きさ物でした。
もちろん「食べられません」の看板はついてましたが。
洋菓子部門の人たちというか許可出した社長の遊び心、すごかったなぁ。
(バブル後期です)
作者からの返信
奈那美(=^x^=)猫部様
リアルお菓子の家!!!
食べられる材料で作った食べられないお菓子!!Σ(゚Д゚)
いやでもほんと、その道の技術者が本気を出すとすごいですね。食べられないけど食べたい……!