第159話嫌な予感はしてた

 まずはステータスだ。




 レベル172


 力171


 HP802


 防御160


 MP3800


 速度72


 思考30024



 極端すぎる。そして思考に関しては桁が一つおかしい。まぁ使い勝手が良くなったと喜ぼう。



 そして怖いのがスキルだ。行動でも習得できるのがかなり厄介である。



 ・・・全体的にレベルが上がっていた事は好ましいがイカサマ先生ランクアップしたようだ



 虚実化身・・・数字を変更する。物を入れ替える。数字変更は技量の問題で±10まで。距離を問わず行使が可能。



 完全上位互換。イカサマ先生はレベルが上がって範囲が少し広がったが。今や距離を問わないと来た。これは非常に嬉しい。しかも上限が3倍以上に。数の理がある場合チート以外の何物でもない。



 まあ最近は手札を増やす為、使わずに戦う方法を模索してたが・・・ありがたい。



 次は・・・神の期待・・・物事に巻き込まれやすくなる。にぎやかな生活を君に。



 ふっざけんな。完全に呪いじゃねぇーか。しかもレベルが上がると来た。虚実の使い道はまずこれだな。



 英雄・・・ランダムに能力を上昇。


 これは巨壁でそんな扱いだったからか?



 聖人の狩り手・・・勇者、英雄、聖女、神職等との対峙確率が上がり、受けるダメージを6割減。与えるダメージを2割増し。



 本当に俺は魔王になるのだろうか? 完全にラスボスだよね?



 人種の怨敵・・・敵対した人型の相手の能力を3割減。


 もう何も言うまい。



 慈悲深き庇護者・・・自分の庇護下あるいは協力者の被ダメージを2割減。



 部下には優しい魔王様ってか?だが、最悪、あの島に侵略者が現れても。妖精達で撃退できる可能性があるな。



 そうそう、この人型ってのだが。かなりアバウトで二足歩行できる者全てに有効だ。



 何故かどっと疲れた・・・今日は寝よう。

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