第6話 ESCAPE

「おいっ!! スナネコ!!起きろ!!」


「んにゅ...何ですか?」

スナネコが起きると同時に凄まじい音量で警報が鳴り響き、アナウンスが流れた。

「現在、さばくちほーの警戒度が最大値のレベル5になりました。今後超大型セルリアンの出現が予想されます。只今さばくちほー全域を防護壁にて封鎖、自動防衛システムを作動させます。尚、脱出用ゲートは10分後に閉鎖しますのでお客様及びスタッフ、さばくちほー生息のフレンズ達は直ちに避難して下さい。繰り返します...」


「なななっ!?!?何が起きているんですか!?!?」

「落ち着け、スナネコ!! とにかく今ここにいるのは危険だ!! 早く逃げるぞ!!」


ツチノコはスナネコの手を引いて走り出す。スナネコは慌ててギターを持ってツチノコに続く。

そして遺跡から外に出た時、2人は言葉を失った。

遺跡から少し離れたとこに球体を幾つも繋げた形状の超大型セルリアンがいた...

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る