第5話 管理者の居ない防衛システム

遺跡の中、スナネコとツチノコはあの後一夜を過ごした。

そして朝になったとき、ツチノコは外から聞こえる轟音で目を覚ました。

「何だ...何の音だ?」


ツチノコが外を見ると、そこには空を飛ぶ巨大な物体があった。

「あれはヒトが残した対セルリアン用無人偵察機! まさかまだ動いて...いや何でさばくちほー上空に!?」


ツチノコは慌てて遺跡内のある部屋に入る。

そんなことに気づかないでスナネコはギターを横に置いて寝ていた。


ツチノコが入った部屋はかつてパークスタッフが使っていたちほーごとの司令室だった。


そこのモニターには...

【さばくちほー:警戒レベル4 偵察ドローン起動、対セルリアン用自立行動型機関砲待機状態 パークスタッフ及びパークガイドは速やかに来園客とフレンズの避難誘導を...】

と表示されていた。


「レベル4..まずい!!」


急いでツチノコがスナネコの元へかけて行ったその時、警戒レベルが5になった...

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