第4話 博士の見落とし
さばくちほーでスナネコがツチノコにギター演奏を披露していた時、図書館では...
「そういえばPPPがまたライブをしたいと言ってましたね、博士。」
「そうですね、助手。いつも通りまた我々が すてーじ の準備をしてやるのです。」
「そういえばさばくちほーにも すてーじ があるとの情報が文献にあったのです、博士。」
「興味深いですね、そのうちツチノコに調査させましょう。」
そう言うと博士は1台のタブレット端末を手に取った。
そこにはキョウシュウエリア全域の地図が映されていた。
「暗いところでも明るく見え、詳しく見たいところを大きくすることもできる。この地図は本当に便利ですね、助手。」
「そうですね、博士。やっぱりヒトは凄いのです。」
それがキョウシュウエリア全域の保安状況を表した地図とは二人は知らなかった。
二人はひらがなとカタカナ、簡単な漢字は読めたが、英語は読めなかったのだ。
各ちほーの上に緑色の文字で【Safe】と並ぶ中、ポツリと赤文字がーつ...
Desert:【Emergency Level4】
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます