応援コメント

三章 Gentiles not invited(招かざる異邦人)」への応援コメント

  • シナリオ―――物語の内容については、たぶんかなり読み進めないと、読み解けないと思いますので評価はいたしません。

    しかし文章について、少しだけ気になったのそこは意見を。

    “文”の一つ一つを簡潔的に書きすぎです。
    一文一行、という構成になっていますね。
    それは読者に簡潔的に、回りくどくなく説明するという手法の際に用いられますが、ほぼ全文がそうなっているのはいただけません。

    文というのは様々な技法を用いて、読者の想像を刺激するものでなくてはなりません。
    「~です」
    「~だ」
    「~た」

    強意的な文章選びや、接続語を用いた連関性のある文章にしなくては、読者に上手く伝わらないことが多いです。

    作者様の文章であれば、箇条書きとそれほど大差がないのです。
    スマートで直線的といえば聞こえはいいですが、文章に備わっている豊かな表現が損なわれてしまっているのは勿体ない。
    別に、長ければいいという訳でもないのです。
    しかし、文が一つ一つ区切れていると、どうも歯切れのいい―――歯切れのよすぎる、ハキハキとした文章になってしまいます。

    特に感情や、人の情動についてはもっと詳しく書くべきです。
    例えば、

    ~~~は腹を立てた。
    だから、その発言者を睨んだ。

    簡潔的ですが、どうも味気ない。
    どういう風なことに感情が揺さぶられて睨んだのか、なぜその言葉が嫌なのか、その言葉にどういった感想を抱いたかなどを、細かく表現するには、文章は必然と長くなります。
    他の動作に関しては別に今のままでも悪くはないですが、“感情”などの複雑な概念に関してはもう少し詳しく描写するべきです。
    そうすれば、登場人物たちにより色が出て、“個性”が生まれるはずです。

    ご一考ください。

    総評【日記にのような文体により、光景をしっかり1つずつ描写するという丁寧さは評価するが、かといって文章の醍醐味である“詩的な表現”が削ぎ落されていて、どこか寂しさを感じる文でもある。あくまでも、小説という立ち位置でいるならば、そのような点にも気を付けるべきである。

  • さすが、文章に無駄がなく、美味しいものは、美味しく、怪しいひとは、怪しく、暗いとこは、暗く、なんで、そんなに詳しいの?
    もしかして、プロのスパイさんかしら、と、思うくらいなのであります。

    作者からの返信

    読んでいただき、褒めていただきありがとうございます。
    この作品は私の人生で体験したこと、読んだことを書いているので褒めていただけると嬉しいです。
    (でも、誤字脱字が大野ですが)
    スパイ小説は・・・・どうなんでしょう?
    映画なら何作が見ている程度ですが、プロと間違えられて光栄です。