第9話始めての建造物

伊藤は、建物の中を探索していた。


建物内は朽ち果てていてかなり傾いている、その上屋根も半分以上は、無くなっていたが、カマドや、たる、塩や小麦のようなものが入っている小瓶、油、干し肉などが置いてあるキッチンらしきもの、寝具はないが木組みのベットがある寝室らしきものは、無事だった。


「とりあえず、食うものには困らないかな?」


そこで伊藤は、ふと気付いた自分が結構腹が減っていることに!!


「今思えば店のまかない、俺が皿洗いしてる間にみんな食われてたし・・・こっち来てからなんも食ってねぇ・・・」


伊藤は、そう考えてふとキッチンを見た、そしてあるレシピが頭に浮かぶ


「まず火つけるのに薪かな?」


そう呟くと外に出て辺りを見渡すちょうど近くに潰れた小屋のようなもの、が見え近づいてみる


「カマドがあったから、薪置き場だったのかな?」


潰れた小屋の屋根をどかすと少し湿っぽいが薪があったのでカマドに運び準備をした

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