第2話真っ白な世界

「えぇー」伊藤は、困惑したとゆうより訳がわからなかった仕事から逃げたい逃げたいとは思っていたがまさか本当にこんな展開があるなんて…「夢?それとも睡眠時間二時間の弊害?それはそれで鬱認定してもらって仕事辞めるきっかけに…」一人でそんな事をぶつぶつ呟くそんな時声が聞こえた男性的であり女性的でもある、どちらとも捉えられる声がパッとその方角に目をやる、そこにはフードを深く被ったローブのようなものを着た男性?女性?どちらとも捉えることができる人物が立っていた「ここは夢ではないですよ今のあなたの肉体は睡眠時間が少なく過労で倒れたという点でおいては仕事の弊害と言うのは合ってはいますけどね」そんな事をいわれた「肉体?今はじゃあなんなんですか?精神…的な?」フードの人物は頷く、その顔はフードで影になっており顔は窺い知れない、「今のあなたの肉体は、病院のベッドの上にですねいわゆる過労死手前とゆう所ですね」

「まーじすか…」まだやりたい事色々あったのに仕事をやめれば出来たのに、何で辞めなかったんだろそんな思いが駆け巡る「じゃあここは?あれですか天国か地獄か行く所を決める的な?場所ですか?」しかしフードの人物は、首を横に振った「いいえ違いますね、ですが実質的にそうなり得るやもしれません」ん?合っているのか?違うのか?「えっと俺頭悪いんで説明していただけると助かります。」「今あなたができる選択肢は二つありますこのまま死ぬか、あなたが過ごしてきた世界とは別の世界に行くかの二択です」そんなの一択やないかい…別の世界、抜け出したいと思っていた場所から抜け出してやり直せるならやり直すに決まってる。「別の世界行きます」その時フードの影に隠れた顔が笑ったように見えた「わかりました、ではあなたが行く世界を簡単に説明するとですね魔族、人間、獣人、亜人が争いあう世界ですね、あなたにその争いを止めろとは言いませんがあなたが今の世界で培った知識を広めていただけると嬉しいですねそれ以外には、特に何も求めません新しい人生を楽しんでください私達はそうやって栄えている文明の方を他の世界へと送り知識の共有をはかりたいのです」世界観はテンプレっぽいけど何もしなくて良い的な感じかな?「わかりました、なるべく努力します、料理の知識は、一応ありますし」フードの人物は、頷く「そうですか努力していただけるのであればささやかながら特典のようなものをつけさせていただきますね、今からあなたが行く世界には魔法やスキルがありますこのカードの中から好きなものを選ぶかあなたが想像したものを二つあなたに私の加護としてつけましょう」そんな事を言われた正直ワクワクしてきた‼︎

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