第5話 復讐のコノヨ

俺「ふむ、和室か。」

案内された部屋は、五畳間の和室。中央にちゃぶ台が置かれた質素な空間だった。

女神「では、後二人連れて来ますね。」

と言うと空間に消えて一人だけになった。一人になり畳に座り込むと、

俺「うぇっキモい。空間に消えたところを見るのは初めてだけど、なかなかに気持ち悪い。」

その光景を見て少しえづく。気持ち悪くしていると、女神が一人の女の子を連れてきた。


私「誰です?この人。それに二人じゃ?」

女神「この人がその二人の内の一人の方です。」

俺「白鏡 輪だ。おそらくだがこれからもよろしくの関係になるだろう。」

私「『復讐』の関係ですよね。紛らわしくしないで下さい。後、私は大神 永遠です!」

俺「んなに紛らわしくしてないんだが、気を付けるか。んじゃ、後の一人の説明は任せた。寝る。」

私「どこまで自由なんですか。はぁ。」

何処までも自由な白と、それに呆れ頭を抱える永遠。更にそこへ現れたもう一人。


うち「これは、どういう状況なんです?」

私「あ、あぁ。ごめん。こいつがあまりにも自由すぎてね。」

女神「あぁ、分かります。先ほど話していた時も自由でしたから。」

うち「うちは、虚明 刻って言います。」

私「よろしくね、刻ちゃん!」

うち「はい!よろしくお願いします!」

俺「…。」

女神「では、三人揃いましたので、元の地球に送ります。受け取った能力ちからは「ステータス」と念じればステータス画面が出てきますので。それを確認してください。」

うち「あ、あ、あ。」

私「大丈夫。何かあったら守ってあげるから。」

女神「では、やりますよ。」

と言った瞬間三人の復讐者が光に包まれた。

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