~出発~
28日の午前4:00、自宅を出発した。
徒歩で約20分ほどのJR京浜東北線の新子安駅が、今回の旅の出発駅だ。
京浜東北線の大宮方面行きの初発列車は、関東で一番早く出発する列車なので、早朝から北関東へ行きたい時に重宝する。04:29発の初発列車へ乗り込む客数は、予想外に多くいた。登山用のリュックを背負った方や、恐らく花金の飲み会で終電を逃したスーツ姿の方など、東京に近付く頃には座席は埋まり、立ち客だらけになるほどだった。
先日開通した上野東京ラインは初発列車がだいぶ遅く、午前中に群馬県内の2駅を巡ることが出来なくなるので使わず、開通前と同じ上野駅から北関東へ向かう高崎線列車に乗車した。この高崎線一番列車も混んでいた。
新子安04:29
京浜東北線大宮行
↓4分
上野05:13
高崎線高崎行
↓15分
高崎07:10
上越線水上行
↓10分
水上08:24
上越線長岡行
↓
湯檜曽08:29着
高崎線内では、すれ違う電車は「小田原」「平塚」などの東海道線の行き先だらけで、大学時代に東海道線通学をしていた身からすると、いつまで経っても遠くに来た気がしない錯覚に陥ってしまった。
関東の北の端、群馬県の水上駅まで来ると辺りは雪景色。
ここで通常期は一日5往復しか旅客列車が無い、希少な列車に乗り換える。乗り込んだ水上08:24発の長岡行は、なんと水上駅から発車する新潟方面の一番列車!
上越線の水上~土樽間は新潟県内を走り込む車両が関東に足を踏み入れる唯一のエリアで、このエリアで関東と新潟県を隔てる谷川連峰を越える。
この旅最初の山岳トンネル内旅客駅は、水上駅の一つ隣りの湯檜曽駅だ。
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