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2022年8月6日 21:49
血統、正確にはそこに由来する能力にこだわる伝統主義が六家二十三派ではあるのでしょうけれども。しかしながらそこには、硬直化した価値観のみを尊ぶ思考停止の影が覗きますね。曰く「自分は優れているのだから、それ以外を意に介する必要なし」。されど新たな価値観の中から画期的な発想が生まれることは理の当然。武道においても守破離の概念が存在するのに対し、六家二十三派に漂うのは逃避の一語。即ち「都合の悪い自分を見たくない」。さて会、その硬直を崩せるか。これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。 六家二十三派をサラブレッド宛らの血統主義と書いたのは、サラブレッドの世界に私が感じているダメな点を込めています。「サラブレッドは足が速ければいい」というのが、囓った程度の者が感じる事だと思うのです。 対して軍馬となると、走るだけでなく、跳ぶ事や耐久力など、色々な点に注力されなければならない訳で、そういう視点の欠けを、仮託しています。 いつもならば、矢矯や弓削はその点をついて行けますが、会はどうなるか…なのです。
血統、正確にはそこに由来する能力にこだわる伝統主義が六家二十三派ではあるのでしょうけれども。
しかしながらそこには、硬直化した価値観のみを尊ぶ思考停止の影が覗きますね。
曰く「自分は優れているのだから、それ以外を意に介する必要なし」。されど新たな価値観の中から画期的な発想が生まれることは理の当然。武道においても守破離の概念が存在するのに対し、六家二十三派に漂うのは逃避の一語。即ち「都合の悪い自分を見たくない」。
さて会、その硬直を崩せるか。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
六家二十三派をサラブレッド宛らの血統主義と書いたのは、サラブレッドの世界に私が感じているダメな点を込めています。「サラブレッドは足が速ければいい」というのが、囓った程度の者が感じる事だと思うのです。
対して軍馬となると、走るだけでなく、跳ぶ事や耐久力など、色々な点に注力されなければならない訳で、そういう視点の欠けを、仮託しています。
いつもならば、矢矯や弓削はその点をついて行けますが、会はどうなるか…なのです。