応援コメント

第26話「いきましょう」」への応援コメント

  • 急ぐからこその回り道。
    神名、矢矯の治療を開始するには――という認識へ孝介を誘導できましたね。この一点を取っても、正面からのゴリ押しではかなわないやり方、対等の人間として心情に寄り添わねば不可能な関係性と判りますね。
    もちろん取り返しのつかないことに際してはパニックと逃避願望が押し寄せるところ、孝介も理性的な面を鍛えていると窺えます。
    これからも頑張って下さい!

    作者からの返信

     ありがとうございます。

     常識を無視してできるのが百識の治療ですから。

     兄と父と母を、それぞれ違った原因で失った神名にとって、安土陣営の百識は家族にも等しいはずなのです。陽大や孝介は弟、弓削や矢矯は兄や父に等しい訳で、自身は誰にでも優しくありたいという願望があるが故に、孝介を連れ戻せるのは神名しかいないと思っていました。

     そして逃避といえば、寧ろレバインたちの方が強いはずなのです。でなけば、相手を見下す材料を探す理由がないですし…。