応援コメント

第12話「雁字搦めの行き止まりは、逃げた事への罰」」への応援コメント

  • 一発逆転、というのは見た目こそ派手ですが、実態としては脆いものですね。足場や周囲を固めていないわけですからバランスも取れていませんし、足場や周囲の価値も見えていないのですからすぐ調子にも乗りますし。
    真の価値は、足場や周囲に価値を見出す価値観と、協調や感謝の姿勢にこそありましょう。そこへ至る道を見出した孝介は、真の強さを認識し始めていそうですね。
    同時に、矢矯が存在意義を見失うことでもありそうですが。
    これからも頑張って下さい!

    作者からの返信

     ありがとうございます。

     一発逆転は、現実的できないと思っています。宝くじに当たったとしても、その3億円の有効な使い道なんて、ほぼ誰も知らない訳ですから…。

     コツコツと努力できる所へ戻って、努力に裏打ちされた実力を身につけていく…17歳の孝介と仁和は、まだそれが可能な場所にいるはずなのです。

     そして矢矯の存在意義は、「ここ」なのです。1章の時点で、「本当に厳しいのは、どうやって降りるかだろ」といっているのです。的場姉弟が舞台から降りる決意をしたという事は、矢矯にとっても最終局面に来たという事なのです。

  • 「本当に必要なのは、コツコツ働くことなんだって思った」
    孝介さんの言葉は説得力ありますね。
    現実から逃げずに生活していく。
    とても大切なことですね。
    (^ー^)

    作者からの返信

     ありがとうございます。

     的場姉弟の卒業フラグです~。本来、自分達の人生に一発逆転なんてありえず、そんなものを求めて行動すると、自縄自縛の雁字搦めで、行き着く先は行き止まりだった…と描きたいと思っていたのです。

     本当は、コツコツやっている人たちが社会を支えているし、そういう方向へ進むのが正解なんだと思います。

     異能者よりもサラリーマンの方が立派なのです♪