応援コメント

第36話「孝介の覚悟――1対1」」への応援コメント

  • 意地が通った。意地を通した。のみならず、預けられたのは信頼の証。孝介にとっては重大な気付き、次なる進歩を掴む手がかりとなりそうな。
    対するルゥウシェ、精神に進歩はなし、被害者意識と侮りに染まり、考えを変えない、であれば。孝介が新たに見たものが突破口となることも。
    さて、勝負。
    これからも頑張って下さい!

    作者からの返信

     ありがとうございます。

     ルゥウシェは、一歩でも間違っていれば、真弓や神名が陥っていた未来かも知れませんが、味方サイドの女性陣はそうならなかった、その紙一重の差こそが大きいと私は考えています。
     碌な男が周囲にいなかったともいえると思うのです。
     逆に孝介や陽大は、それらに恵まれていたからこそ、今、出せる力がある…と書けていれば幸いです。

  • 強いものが勝つという物語がナチュラルと感じる中で、この作品はあえて強い=勝つではなく、不利=負けるでもないというものをモチーフにしている。恐らく、このページには作者がこの物語で一番伝えたいことが詰まっているのではないかと感じた。
    このページのみでの考察なので間違っているかも知れないが、主人公(孝介)は一人で戦うことを余儀なくされていた。状況は”個人としては”不利かも知れないが、勝利という意味合いでは不利ではないということだ。
    主人公の気持ちが丁寧に描かれており、その中で状況について、目的についても語られているので、大体のおかれている状況が分かる。
    主人公の決心、背負っているものが伺える。ザッと小タイトルを見てもかなり長いので、ここまでたどり着くまでいろんなことがあったのだろう。その一部について、モノローグで語られているのだと思った。主人公の気持ちが強く感じられる、心を揺さぶられる場面である。

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    勝てるから戦う、負けるから止めるというのでは、勝つのが好きと相手を負かすのが好きという事になる気がして、それは悪役の心情だと思って書いていました。

    汲み取っていただけて嬉しいです。