応援コメント

第32話「月を斬る――2対2」」への応援コメント

  • 侮り、と一口に言えど。
    この場合は自身の不都合から眼を背ける、いわば逃避の意味合いも強くありそうですね。
    自分のありようが不都合だから、認識を曲げてまで自己を正当化する――という心理は往々にして陥りがちなもののようで。不都合を見つめる勇気を持てないところが起点ですから、不都合を塗り込めるために嘘を重ねることになり、いずれその嘘で己の首を締めていくという。
    さて孝介、つけ込むからには。
    これからも頑張って下さい!

    作者からの返信

     ありがとうございます。

     現実世界でも、優れた人ほど「欠点というのならば山ほどある。けど、それを補って余りある長所があり、欠点を受け入れる魅力に溢れている」という人のように感じます。
     それに対し、欠点を無理矢理、ない事にして、「これは欠点ではない。欠点だと見えるのなら、世間やお前がおかしい」と振る舞い人も、割とよく見るようになって気がします。

     そういうのを落とし込めて書けていればいいのですが…。