過去に4人を死なせてしまった際にも、無意識的に『方』の力が働いていたのだろうか、と思ったりしました。
「命を繋ぐ、負けない技術」というのがまた格好いいですね。
しかし声をかけようと(と)すると、前を行く男はくるりと顔だけを振り向けて、陽大の言葉を遮る。
→「と」が重なっています
作者からの返信
ありがとうございます。
基本的に、矢矯も弓削も、「みんなが吹き飛ぶ無敵の秘技」という訳ではなく、ややこしい修練の後、何とかかんとか使える…という程度のモノだと私は思ってます。
DESは4チーム存在し、それぞれのチームのコーチ役のキャラクターは、直接対決したら互角になるはず…と思って書いていまして。
相変わらずの深い描写に、かっこよさにドキドキしました。
冒頭の、バンが停まっている場面。
陽大の置かれている状況を表すかのようで、
緊張が高まります。
閉鎖的で、逃れられないような、運命を感じます。
どこか恐ろしさと共に。
この物語の描き出す空間は、
怖さを含んでいて、
やはりかっこいいですね。
障壁と呼ばれる《方》、彼の家系にも、
興味が湧きます。
そして、ガラス越しの向こうの人々の様子。
それは、隔てたそちら側に居る光景でもありますが、
どこか象徴的に見えました。
世の中の責めや、悪しきものへの感情は。
硝子越しに見ると。 怖ろしいものです。
彼の優しい人柄も、
気持ちが伝わって来ます。
恨み等の人の感情は、恐ろしいものです。
この状況から、何か、陽大さんが
良い方向に向かってほしいと思いました。
硝子の向こうの人々の気持ちも分かるけれど。
彼の苦しみも感じます。
弓削と安土のキャラクター、
存在も、やはり好きだなと思いました。
引き続きどうなるのか楽しみにしております。
作者からの返信
ありがとうございます。
便宜的に、こちら第2パーティと呼んでますが、第1と第2は退避させられた良いなと思って書いてます。的場姉弟は「これしかない」と飛び込んだ舞台ですけど、陽大は完全に巻き込まれた訳ですし。
でも陽大にとっては、救われる物語にできれば…と思ってます。
今後ともよろしくお願いします。
これは(涙)。
理不尽の中から生と希望を掴めるか、という図式が頭に浮かびます。
命を繋ぐのみならず、生きる目的と意志を掴むまでが陽大の道のりと映ります。
これからも頑張って下さい!
作者からの返信
ありがとうございます。
陽大と孝介は、対称的にしようと思って設定していきました。互いに互いが持っているモノを持っていない…しかし同じような道を進んでいくことになる…と。
どちらが愚かであるか、幸運であるかは、明確にする気はないのですが、それを読者に感じ取っていただければ幸いです。