第5話 記号と象徴
記号としてのことばは限定され明確になり、象徴としてのことばは含みや深みを持ち、曖昧になる。
比喩や隠喩、たとえは記号と象徴を橋渡す。ギャグは記号の枠を破壊する。その枠は固定概念、しばしば偏見。
言葉はまた声、音としてのアルファベット(表音文字)、絵としての(表意文字)に分かれる。音楽的言語と絵画的言語。
日本の場合、両者は結合している。
仮名(かな)は音楽であり、漢字は絵画。
仮名の象徴的な名前は、絵としての漢字により、その仮性をうしない、限定化、個性化される。
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