第2話〔サウナ〕
「サウナ」
汗だくの茂と翔が裸で密室にとじ込もっていた。
翔「ハァ、ハァ、ハァ。なあ、茂。そろそろ出てもいいんじゃないか?」
茂「ハァ、ハァ、ま、まだまだ、俺はまだ我慢できるぜ。」
翔「俺…もうダメかも。早くイキたいんだ…」
茂「もう少し待ってくれよ。どうせなら、一緒にイこうぜ。」
翔「そ、そうは言ってもな……ちくしょう、氷河のやつ、さっさとイキやがって。」
茂「アイツは我慢が足りないんだよ。
ほら見ろ、満足そうな顔で横になってやがる。」
翔「ハァ、ハァ、ま、まったく、アイツが3人で一緒にイこうって言ってたのに…」
茂「ところでさ、翔、『これ』どう思う?」
茂が何かを指差しながら言った。
翔「え?ど、どうって?」
茂「ほら、形とか大きさとか…」
翔「ハァ、ハァ、い、いきなりなんだよ。普通じゃないのか?
茂「いやな、こんなにまじまじと見たことないからさ。」
翔「ふ、普通は見ないぞ、こんな時ぐらいだろ…ハァ、ハァ。」
茂「ふ~ん、結構固いんだな。ここの丸みが触ると気持ちいい~。」
茂「な、なに触ってんだよ。触るなよ、ハァ、ハァ、ハァ。」
茂「ダ~メ、離さない。」
「ギュッ!」
翔「あ!バカ!そんなに握ったらイケないだろ!ハァ、ハァ、ハァ。」
茂「安心しろ、イク時は俺も一緒にイッてやるから。」
翔「茂…茂…、も、もうダメだ…て、手を離してくれ…」
我慢の限界を超えた翔は、汗だくの体を茂に預けた。
と、その瞬間、茂は強く握っていたドアノブを回すと、翔を抱き抱えるようにし、2人で一緒に水風呂に飛び込んだ。
「ドボッ~ン!!」
茂「プハ~!やっぱりサウナは、この瞬間が最高だな、翔!」
翔「まったく、お前ってヤツは…」
茂「アハハハハハハ…」
翔「アハハハハハハ…」
おしまい
氷河「は、ハクション!!ん?…」
〔何気ない日常会話が、卑猥に聞こえるシリーズ〕 じんべい @invoke
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