カカシ
中村 立樹
第1話 なにがなんでも
私は最低だ。
他の女性と話している時、遊んでいる時でも貴女のことを考えている。
しかし、貴女が悪いのだ。
いつまでも煮え切らない態度で
「また今度ね」
と次を魅せる。
その言葉に理不尽な怒りを覚えてしまう私がやはり悪いのか。
貴女と会った帰り道には
やるせない気持ちと憂鬱を乗せて電車は走る。
止まる停車駅が次へへのカウントダウンのように思える。
カカシ 中村 立樹 @swim2446
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。カカシの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます