カクヨム作者への10の質問

久里

カクヨム作者への10の質問

◆その①:ペンネームとその由来を教えてください。


 久里くりと申します。

 

 これは、私の実名候補です。


 もしかすると、私はリアルに久里くりちゃんだったかもしれないのです。後々になって親から聞いたのですが、結構気に入ったので、そのままペンネームにしました。笑 

 

 ちなみに、母の方が久里くりという名前を推していたそうですが、父が渋ったため通らなかったそうです。個人的にはリアル久里ちゃんでも良かったのですが、苗字との兼ね合いを考えると実際に採用された名前の方がしっくりくるかなぁと思います。

 

◆その②:代表作あるいは最新作を教えてください。


 代表作は、『転生少女は王子様をハッピーエンドに導きたい』(https://kakuyomu.jp/works/1177354054884525969)です。


 長年エタり病にかかっていた私が、人生で初めてきちんと完結させられた長編処女作になります。


 一言でいえば、ガチ乙女ゲーオタクな主人公が、自分の大好きなゲームの世界に転生し、崇拝している王子様の導き手として奔走しまくる物語。テーマは『暴走する勘違い』。笑


 この作品を書いている時間は本当に本当に楽しかった。たまに寝食を忘れかけるぐらいのめりこんで書きました。私の大好きが詰まっている大切な作品です。


 ちなみに、こんな作品を書いておいて言うのもなんですが、私自身は乙女ゲーマスターでもなんでもないです。恥ずかしながら、乙女ゲーマーならまずプレイしているであろう超有名タイトルですらほとんど触れたことがない始末。時間さえあればやってみたいゲームは山ほどあるのですが、一度はまると本気でのめり込むタイプなので、うかつに手を出しにいけないんですよね……。


◆その③:好きな作家を三人教えてください。


 三人!! 三人しか挙げられないのか!


 うーん……すごく悩ましいですが、あえて挙げるとするならば、


・野村 美月先生。


 『文学少女』で有名な、私が崇拝しているライトノベル作家さん。『文学少女』シリーズはもちろんのこと『ヒカル』『吸血鬼』『ドレ僕』『楽園ハレム』『アルジャンカレール』等、全て読破しています。ええ、信者です。私のライトノベル観は野村先生の作品で8割方培われているといっても過言ではないかもしれません。


 なにもかもが好きという言葉では言い尽くせないほどに好きな作家さん。


 このままいくと自己紹介じゃなくて野村先生の作品語りになってしまいそうなので、このあたりで一区切りをつけておきます。


・森見 登美彦先生。


 みんな大好き森見先生。私も大好きです。


 小学時代に『夜は短し 歩けよ乙女』に出逢ったのが森見作品との初対面でしたが、当時は、難解な語彙や言い回しについていけず最後まで読めずに途中で断念。


 それから、数年後に再チャレンジしたところ見事に森見ワールドにはまりました。そして、その時になってようやく気づきました。『この話、一見したところ難しそうな厳めしい言い回しで、実は、びっくりするぐらいくだらないことを言ってるだけだ!』と。笑


 独特な語り・京都を舞台にした妖しくも不思議な世界観・ヘタレ大学生の青春。大好きな作品ばかりですが、特にお気に入りをあげるとするならば、『恋文の技術』『太陽の塔』です。

 

・乙一(中田 永一)先生。


 みんな大好き乙一先生。私も大好きです(二回目)。


 乙一作品との出逢いは『ZOO』でした。この作品を読んだ時の衝撃は今でも忘れられません。それまでホラー小説(?)の類を読んだことがなかったということもあってかなりドキドキしました。「ひょえええグロイよおおお夢に出てきそうだああ」とハラハラしながらも、先が気になって仕方がなくて、あっという間に最後まで読み終えてしまいました。


 『失はれる物語』『夏と花火と私の死体』『暗いところで待ち合わせ』等々どの作品も本当に大好きだったので、しばらく新作を見かけなくなって淋しい気持ちになっていたところで他名義で本を出していると知った時はすごく嬉しかったです。


 グロくてねっとりしている黒乙一作品も好きなのですが、中田 永一名義で出している『百瀬、こっちを向いて』『吉祥寺の朝比奈くん』『くちびるに歌を』等の

のように透明感に充ち溢れたぴゅあな世界観も大好きです。



◆その④:作業環境を教えてください(パソコン?スマホ?まさかの手書き?)

 

 主にパソコンです。


 補佐として、移動中等にふっと浮かんできたアイディアを書き溜めておくのにスマホを使っています。このため、私のメモアプリは決して他人様には見せられない混沌カオス状態です。笑


◆その⑤:一日で最長何文字書いたことがありますか?


 1万文字。


 欲を言えば常にこれぐらいの進捗を叩き出せるのが理想なのですが、相当ノリにノッてほとんど我を忘れている状態にまで高まらないと、こんなに書けないです。速筆家の道のりは遠い……。


◆その⑥:執筆時のお供は?(飲み物、食べ物、BGMなど)


 飲み物 → 珈琲!


 といっても、実は、社会人になってから初めて口にしました。


 新入社員だった頃に、「なんだか知らないけど今日は眠みがすごすぎる! このままだとマジで寝てしまう! 勤務中なのに寝ちゃう、やばいいいい」と焦って、ブラックの缶コーヒーを購入し、口内に流し込んだのが珈琲との初邂逅。


 その際の感想は、「なにこの飲み物、苦すぎ……! みんな、なんでこれを好き好んで毎日飲んでるの!? ありえない、信じられない!」でした。笑


 今となっては、毎日、飲まずにはいられないほどに好きなんですけどね。そう考えると、珈琲の中毒性ってすごいなぁ。ところで、この飲み物は、肌に良いんでしょうか。それとも悪いんでしょうか。賛否両論あるようですが、結局のところどうなの? 教えて珈琲マスター!

 

 BGM → Youtubeから引っ張ってくる作業用BGM(ピアノメドレー)


 不器用なのか、歌詞のついている邦楽を聴きながら、執筆することができないんですよね。耳から入ってくる歌詞が、書く思考をぶったぎってきて、書く手がとまってしまうんです。そのため、執筆の際は、あえてピアノメドレーを選ぶようにしています。


 最近のお気に入りは、 『作業効率UP!?】神編曲ピアノボカロメドレー』です。ボカロ好きはテンションあがること間違いなし。お勧めです。


◆その⑦:最初に小説を書いたのはいつ頃ですか?


 たぶん小学六年生ぐらい。


 小説と呼んでいいのかすら分からない黒歴史を量産していました。


 今でも残っていて、たまに読み返すと、顔から火を噴き出しそうなほどに恥ずかしいですね。「なにこれ。頭おかしい」という感想しか出てこない。これぞ真の黒歴史。


 スッカスッカの語彙力で、読み手のことなんて一切考えていないような、本当にどうしようもない駄文なのですが、とにかく楽しんで書いていたんだなぁってことだけは伝わってくるんですよね。そこだけは、今の自分から見ても尊敬できる点です。


◆その⑧:最近の悩みは?


 悩みかぁ。


 人員不足で、以前に比べて残業が増えたことですかね。もともと体力がない方なので、仕事の日は家に帰り着いたら、そのまま眠ってしまうこともしばしば。着実に執筆にかけられる時間が蝕まれていて辛いです。


 しばらくはこの体制が続きそうなので、はやく現状に慣れて、残された時間を有意義に使えるように工夫していきたいところですね。


◆その⑨:最近面白かった本、漫画、ドラマ、映画はありますか?


 色々ありますが、ぱっと一番最初に思いついたものをそのまま挙げます!

 

 最近面白かった本:『お助けキャラに彼女なんているわけがないじゃないですか』


 めっっっちゃ面白かった……! 勘違い炸裂系ラブコメ作品です。ここまで突き抜けている主人公はラノベの中でも珍しいかと思います。変人なのに、どんどん格好良く見えてくるという不思議。お勧めです。


 最近面白かった映画:『バッド ジーニアス ー危険な天才たちー』


 世界一格好良いカンニングの方法。そんな副題がつきそうな映画です。笑


 この映画は、とにかくハラハラドキドキしたい方にお勧めです。まるで、自分まで教師の目をかいくぐりながら悪いことをしているような気分になってきて、すっごく冷や冷やします。


 観終えた後、「こんなに苦しい思いをするぐらいなら、カンニングなんてせずに、勉強した方が良い……!」と思うこと間違いなしです。


◆その⑩:この先の予定とアピールをお願いします。


 現在は、カクヨムコン4に向けて、長編作品を練りはじめているところです。ジャンルは悩みに悩んだ結果、今年は『ラブコメ』部門での参加になりそうです。


 果たしてたして間に合うのか? とドキドキしながら、ああでもないこうでもないとぐだぐだ煮詰めております。恐ろしいことに、まだ、まともに書き始まっていないんですけどね……。


 とにかくニヤニヤできる作品を目指しています。笑

 お付き合いいただけましたら幸いです!


 気がつけば長々と語ってしまいましたが、ここまでお読みくださって本当にありがとうございました<(_ _)> 次はカクヨムコン4作品でお会いできるように頑張ります…!(;^_^A

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カクヨム作者への10の質問 久里 @mikanmomo1123

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