第116話 SFに入るきっかけ
SF小説に入るきっかけは、
ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」でしたが、
これが妙な入り方でした。
もう刊行されていない「ザ・スニーカー」というライトノベル系の雑誌の、
イラスト投稿コーナーで、
THORES柴本さんのイラストのタイトルが、
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」
でした。
ディックのことを全く知らず、
不思議なタイトルだな、とその時は思った程度で、
長い時間が経ってから、ディックがハヤカワから再販され始めた時、
小説のタイトルだったのか!
と、驚いた記憶があります。
文庫を買ったもう一つの理由は、表紙がカッコ良かったから、というのもありますが。
SFはそれ以降、かなり手探りで読んでますが、
自然と名作に関する情報は入ってくるので、
普通に出会う感じです。
そうか、アニメ「PSYCHO-PASS」も強い影響を受けた作品でもある。
オーウェルの「1984年」、
ギブスンの「ニューロマンサー」、とか。
サイバーパンクは、士郎正宗さんのマンガ「攻殻機動隊」の知識で、
すんなり頭に入ったな。
SF、結構、幅広くて、好きですね。
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