第101話 天才の夭折といえば
天才の夭折、としか言えない二人の故人がいます。
まず一人は吉田直さん。
ライトノベル「トリニティ・ブラッド」と作者です。
この作品は吸血鬼もので、未完ですが、
本になっているのは近未来のファンタジーのようなものかな、と思わせるのですが、
作者急逝により本にならなかった部分をまとめた文庫によると、
この作品はかなり作り込まれたSFだとわかります。
これは以前に書きましたかね。
本当に凄い力がこもってて、惜しい。
もう一人の方は、岡崎律子さん。
この方は歌手、作詞家、作曲家で、
最も有名なのはアニメ「フルーツバスケット」のテーマ曲、
「For フルーツバスケット」になると思いますが、
僕が個人的に好きなのは、
堀江由衣さんに提供した「笑顔の連鎖」でしょうか。
この方の詞は本当に素晴らしい。
このお二方は僕が高校生の時、近いタイミングで亡くなられて、
かなり心に響きました。
もっと生きて欲しかった、もっと作品を受け取りたかった。
ショックであり、考えさせられた出来事でした。
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