第3話 ライト文芸とは何なのか?

ライトノベルが書店の一角を確かに占め始めた頃、

僕はまだ高校生くらいでした。

ライトノベルの定義とは何なのか、盛んに議論しました。

これはアニソンに関する定義に非常に近い議論になりました。

ライトノベルとは、イラストが表紙のファンタジー小説、というような解釈が僕の中では有力でした。

僕はかろうじて、涼宮ハルヒ以前のライトノベルを読めたので、

ハルヒ以降に起きたライトノベルの変化、

キャラクターに重点を置く手法、

男女バランスの極端化、

が、やけに奇妙に感じたものです。

ハーレム的なものもハルヒ以後の産物な気もしますが、どうでしょう?

美少女ゲームからの輸入でしょうか?

ちなみに、ハルヒ以後に起きた新しい変化は、

SAO、あるいはAWが大きな転機に感じます。

さて、ライト文芸ですが、

僕はこのジャンルには疎いのですが、

ファンタジー要素の少ないライトノベル、なのかな?

と感じます。

例えば、米澤穂信さんの古典部シリーズ、とか。

しかしこれは、角川文庫から出てます。

ライト文芸は、ライト文芸のレーベルじゃないとダメなのかな?

とにかく、ライトノベル界隈は、

ジャンルやレーベル、出版社、

何もかもが渾然一体で、

線引きや境界線がなさすぎる。

まぁ、その自由さが、繁栄の一因でしょう。

ただ、ライト文芸、謎すぎる




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