第6話 朝起きる理由 〜何もない休日の場合〜

休日の朝。

土日仕事の奥さんはもう出勤して、家にはひとり。特に用事もない。

お腹が空いた。何か買いに行こう。


ゆっくり布団を出て、シャワーを浴び、服を着替えて外に出た。


外は秋晴れ、青い空。

大通りを車が行き交う。街はもう動いている。

空気は涼しく澄んでいて、ベイブリッジがきれいに見える。

体の奥がスッとする。


コンビニで買ったナポリタンとオールフリー、11時の朝ごはん。

うん、おいしい。


ごはんを食べたら、ソファーに座ってテレビを眺める。

ちょっと眠たい。時計をみると、時刻はまだ12時前。


さて、今日はこれからどうしよう。

休日の朝、贅沢な時間。

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