　いやー、新年明けてからもう１０日ですよ。なかなか時間と気持ちに余裕がなくて、作品を読み進められておりませんが、インプットはまだまだ続けますよ！

　本日の作品はこちらです。

『リーブシエール〜レーデスフィアナの小冠〜』https://kakuyomu.jp/works/1177354054886070931

　作者：楠園（敬称略）

　レビューも書かせて頂いたのですが、とんでもない名作を見つけてしまいました。二万字の短編作品とは思えない読み応えで本当にびっくりしました。カクヨムで一番好きな作品かもしれない。鳥肌立ちましたもん。こんな作品タダで読んで良いんですか？

　あらすじは、下級貴族の少女が世界を紡ぐ魔女姫の元に行儀見習いとして仕える、というお話。なんかもう、本当に映画。すごい。語彙力崩壊。

　一番凄いのは文章です。凄く繊細で綺麗！　どうしたらこんなに綺麗な文章が書けるのかっていうくらい綺麗。何回でも読める。さっきレビューを書くために読み返していたんですけど、じっくり読んでしまいましたｗ

　あとは、世界観の設定も緻密で凄いんですよ。貴族の立場とか凄くリアル。ファンタジーな世界なのに生々しい。貴族って聞くと裕福な勝ち組って感じだと思っちゃってたんですけど。なんだその単純思考は、ってぶん殴られた気分です。この文章、吸い取りたいくらい好きです！

　お伽噺のような美しいファンタジーでありながら、人の生々しい生き方が描かれた素晴らしい作品。ぜひ読んでみてください、オススメです！

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