普通に考えさせられたお話


 ようやく忙しい時期も少しは落ち着き、年末年始の休みに入り、体調も何とか回復したというのに愛用のタブレットがぶっ壊れました。別のタブレットでなんとか頑張っているのですが、キーボードの配置とかが違って非常にやり難い。


 そんな状況でも、少しずつですが企画作品でお勉強していこうと思っています。今回の作品は、こちらです。またまた短編作品です。


『努力と才能の話をしよう』作者:ンシン(敬称略)

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887661364


 主人公と『先生』が努力と才能について会話しているワンシーンを切り取ったお話です。作中では詳しく描写されていませんが、主人公は何かの競技をやっていて、それで始めたばかりの親友に負けてしまったとのこと。


 私もそうですが、この二つに思うことがある人は多いのではないでしょうか。努力を続けていても、思うような結果が実らない。あっという間に追い抜かしていく天才を妬ましく思う。


 才能とは何か、努力とは何かを考えさせられる良い作品でした。迷ったり、悩んだりしている人におすすめな一作だと思いました。


 しかしテーマが考えさせるものであることは言うまでも無いのですが、ここに出てくる先生がまた良いキャラしています。挙動がいちいち面白い。それに静かにツッコミを入れる主人公もなかなか。ていうか先が生気になり過ぎる。


 ちぐはぐに見えて、上手くかみ合っている。面白いバランスの作品でした!

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