しつこくない展開運びが良い!
私、昔からというかファンタジーから入ったせいか、どうも話の展開運びが苦手なんですよね。無理矢理突き動かしたり、誤魔化したりしがちで。あと、変に強調させたくなるっていうか。それでたまにくどいとか不自然とか言われちゃうんですよねぇ。
でも、本日の作品は私の理想というか目標そのものって感じの作品です!
『正義のヒーロー、文芸部 』 作者:水城たんぽぽ(敬称略)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887082438
かつては正義のヒーローを目指していた主人公。しかし、小学生の頃のとある出来事がきっかけでトラウマというか大嫌いになってしまう。そんな主人公が入学した大学では、学生は皆部活動に参加しなければならないという校則があり……みたいなあらすじ。彼は楽そうだから、という理由で文芸部に入ろうとするんですが、何やら普通の文芸部ではないようです。
まず、この作品は導入が良いです。正直読んでて気持ち良くないと言いますか、この教師腹立つって感じでイラッとするんですけど。それが絶妙に好奇心に繋がると言いますか。続きはどうなるんだろうと、自然に読み進めてしまいます。
それから、所々の展開運びが上手いです。現代ものだから尚更そう感じるんだと思うんですけど。おお、と思ったところが最初だけでもいくつもありました。
あとは、これは私の単純な知識と経験不足なんですけど、大学が舞台のお話って結構好きなんですよ。色々あって、大学には行けなかったもので。憧れがあるんですよね。それに、大学ってどういう風になっているのかも知りたいですし。
そんな感じで、実りの多い作品でした!
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