自主企画「短編ミステリの感想を書かせてください2」に参加いただきありがとうございます。
さて、イチゴの花が土手に咲いているという状況ひとつから展開する論考が興味深い本作。ベタな結論にも驚きを演出することに成功していると思います。これはこれで成立していると思うのですが、ミステリとして見るとやはり専門知識に頼りきっている点が難となります。早い話が大多数の読者には推理のしようがないだろうと。そういう企画の趣旨なので、野暮とは理解しつつ意見させていただきました。
作者からの返信
読んで頂いてありがとうございます。
そうですよねえ。
ミステリーはオープンリーチをかけなきゃいかんのですよねえ。
長編だとその手間が存分にかけられるのですが、
短編はなかなか難しい。
見せ方に改善の余地があるのでしょう。
などと言うと、まるでミステリーを理解しているかのようですが、
実のところよくわからないまま書いています。
以前とある方に「ミステリーは技巧で書く」
と言われたのですが、「技巧ってなんぞや」って思いまして、
そもそもファンタジーもSFも技巧で書くんじゃないのか、
という疑問も湧いたりしております次第。
まあ要するに、これから工夫していくしかないですね、という話です。
ご意見ありがとうございました。
自主企画へのご参加ありがとうございます。
竹内緋色です。
なるほど。やっぱり何か埋まっているのですね。古来より地面から生える植物などは美しい花を咲かせる反面、その美しさから不気味さが際立ってしまい地面の下の怨念が花を咲かせた――などともいいますしね。
長々と続けてしまいました。
様々な竹内緋色の知識が出て来て、するとやっぱりますます私の見たいちごってなんだったんだろう……と思わざるを得なかったりです。
実はいちごの下には宇宙人が潜んでいた――とかそういうことはないでしょうか!
とまあ、そんな推理しか出来なくなってくる今日この頃です。
(……本当に宇宙人が埋まっていたらどうしましょう……)
作者からの返信
読んで頂いてありがとうございます。
地味な地味なお話でしたが、参加させて頂きました。
そうですね、地中の存在はロマンですから、
何か埋まっているのは基本だと思います。
特に憧れるのは石油ですね。原油! 油田! 石油王!
別に金でもダイヤモンドでも構わないっちゃ構わないのですが、
とにかく懐事情が寂しい昨今です。
お話に、ぐいぐい引き込まれて、一気に読みました。
(o゚Д゚ノ)ノ のどかな田舎で、こんな事件が起きていたなんて。びっくり、びっくり、びっくり。
兄弟や 友達や ゴン太が 魅力たっぷり。願わくは続編が読みたいです。
(o^-^o)イチゴの勉強もできて、得しました。
作者からの返信
読んで頂いてありがとうございます。
楽しんで頂けたようで幸いです。
続編ではないのですが、「強請り屋 静寂のイカロス」という作品に、
この事件のその後が書かれてあります。
長編ですが、興味がございましたらまた読んでやってください。