風邪をひいた

正社員登用が決まってから、バイトのシフトが急減に増え、私の休みは無くなり毎日が仕事仕事になってしまった。

店長からは休まないでねと念をおされ、少しプレッシャーを感じながらでも頑張らなきゃという思いでいたのに、風邪をひいてしまったのは自己管理が甘かったから。

やばい、喉が痛いし鼻が詰まっているしくしゃみもでる。風邪の引き始めだ。

とりあえず暖かくして薬飲んでうがいもして、ビタミンジュースで栄養補給し、あとはゆっくり寝るとしよう。


バイトはきつくて、9時間がとても長く感じられる。

でもお客様の中には常連さんがいて優しい声をかけてくれるからそれで心が救われる。


バイトに入ったころの話をしよう。

そこのリーダーはとてつもなく教えるのが下手な人で、何言ってるのかさっぱりわからなかった。早口で順序無視して細かすぎることまで教えてくれるから、私の頭はパニックになった。

たかが掃除のやり方ごときで小一時間かかったのは心外だった。店長もそのころはすごい厳しくて口調が荒く、不機嫌丸出しで接してこられたからこの先どうなってしまうのかバイトにいくのが精神的にとても苦痛で嫌すぎた。今思えば試されていたのだと思う。この子は長く続けられるのかどうか、仕事をきちんと覚えるのかどうか。激務に耐えられる根性があるのかどうか。



トイレの水はねを拭かないでそのままにしていたらチェックされ、やり直しを食らってしまった。時間がロスする。それでまた次の仕事がどんどんあるから一時間以上ロスタイムがうまれる。

結局、23時までのシフトなのに帰れたのは23時40分。次の朝は5時30から仕事なのになんてブラックな働き方なんだろうと嫌気がさしていた。無理な掛け持ちをしてダブルワークをしていると大変なことになってしまう。



風邪なんかひいている場合じゃない!



と、最初はこんな感じだった。今はもうちょっとマシで余裕もでてきて店長の態度もころっと変わっているのだけどね。


BGMは人生いろいろ 島倉千代子

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