小さな小さな奇跡のお話を、美しい言葉で畳み掛けるように描かれています。自然と息を呑んでいました。本を読んだ時の喜びを思い出したり、その本に関する思い出に触れられたり、自分の読書体験と繋がっているように感じられます。最後まで読んでから、キャッチコピーを読み返すと、より込み上げてくるものがありました。