応援コメント

ある街の図書館にて」への応援コメント

  • 本の視点からの「図書館暮らし」、温かでしっかりとした心の描写と本ならではの眼が感ぜられて大変好きです。

    作者からの返信

    ありがとうございます。擬人化は初めての試みでしたので、そのように感じ取って頂けてとても嬉しいです。

  • 畳み掛けるような、美しい言葉に圧倒されました。
    心に優しく触れてくれるような、出会いと別れの物語で、私も作中の彼女と同じように息を飲み込んでいました。
    語り手の本が、誰のものでもない状態を、図書館の本であることを気に入っている所もまた、ぐっときます。

    最後に、自主企画への参加、ありがとうございました!

    作者からの返信

    いつも丁寧に読んで頂いて嬉しいです。ありがとうございます。
    企画も回を重ねる毎に参加人数が増えて管理が大変だと思います。お疲れ様です。
    レビューありがとうございました。過分にお褒め頂き恐縮です…実は、今月もタイトルを拝見した時には書けそうにない気がしたのですが、同題異話皆勤賞を諦めずに臨んでみました。古本の擬人化ということでノスタルジーを意識して書きました。

  • とてもいい運命ですね。
    こうして図書館で暮らすうちに、また深く思い出に残る読み手を何人も見つけていくのでしょうね。
    魅力的な中身を持ち、しかも自分の中身の価値を知っている本。これほど幸せな存在はないかもしれません。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    ちょっとナルシスティックな古本になりましたが、擬人化してみると違和感なく感情移入できて、書いていて楽しかったです。
    レビューも、ありがとうございました。

  • いいですね。
    古くなり個人の物でさえなくなった本が、語り掛けるという発想から生まれるノスタルジックな空気が、図書館という響きに合っています。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    現在の図書館はパソコンが置いてあってハイテクな感じもしますが、自分が子供の頃に利用したような古めかしい紙だらけのイメージから着想しました。

  • 同題異話より参りました。

    本と「私」との再会が印象的でした。一陣の風が吹くようなイメージがあって、図書館というのは誰かと本の出会いを何度も何度も繰り返していく場所なのかな、と考えてしまいました。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    何の気なしに手放してしまった物が思いがけず戻ってくる時、というのが好きで、図書館にもあるかなあと思って書きました。

  • 図書館の本を擬人化されたのが、珍しいかったため、興味深く読めました。本だけでなく、借りる人も、お互いに楽しくなれる施設であってほしいですね。最近は本自体、あまり人気はないようですから、なくならないで、ほしいと切にねがいます。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    擬人化の構想だけあって、ファンタジックなストーリーがまとまらなかったので、ワンシーンの掌篇になりました。
    紙の本には、物としての愛着が生まれますよね。