第5話、地下洞窟、探索

最上は異世界をいろいろと調べておきたかったが仕事をしているためにそんな都合よくはできずに出勤をしていた。



だが、気持ちは比較的に明るかったのである。いつでも異世界に行けるようになったから心の余裕と言うものが出来て仕事もいつも以上にしていた。



そんな様子を見ていた仕事場の同僚が声をかけてきたのであった。



「最上っち、何かすごくいいことがあったの。教えてほしいな、オンラインゲームでほしいキャラでも出たのそれとも彼女とかできたとかそんな感じ。」



気軽く話しかけてくる男はの名は吉田将也、こいつも同じ会社の社畜だが俺以上に大変な目に合っている社畜だがこの通り何事もないかのように仕事をしているためにいろいろとやばい奴だと思われがちだが意外と困っている時は助けてくれる面もあり恨めない性格やつだ。



後、異世界にものすごく憧れているところもある。子供みたいな感じだが意外と知識が多く異世界にいつでも行ける準備をしていますと言っているが異世界なんてないだろうと数日前まで思っていたが・・・



こいつが異世界に行ったらどんなことになってしまうだろうと考えてしまうが今はまだ隠しておこう。いつずれは話すつもりだが。



「まあね、いずれはお前にも話すつもりだ。それまでは隠しておくよ。」



「そうか、なら期待して待っておくね。それまでは過労死しない程度に頑張っていくか。」



そう言って吉田は仕事に戻るのであった。本当に過労死しないか心配だがまあ、アイツなら大丈夫だろう。




それから仕事も終えてから異世界に行く準備をした。今度は次の日が丸一日休みなのでしばらくは異世界に行っていても大丈夫なために多くの準備をするのであった。



テントに枕、食料、水、いろんなことを忘れないための記載するノートに鉛筆などいろんなものを準備をしてから再びトイレに入ってから扉を叩き異世界に向かったのであった。




最上はまず最初はこの前、探索しきれなかった地下洞窟の探索でもしてみますかと考え近くに地下洞窟に繋がっている穴から入って行った。



まず、最初に向かったのは昨日、外の環境とあんまり変わりがなかった不思議な空洞の場所に向かった。



そこで最上は当分の間、ここを拠点に行動しようと考えていた。ここなら危ない生物もいなくさらに小動物にほかにも解明したいこともたくさんあるので拠点にピッタリじゃないかと考えたのである。



最初はテントの設置をしてから行動を開始するのであった。一番気になっているものから調べを開始した。それは洞窟なのに天井が青空みたいな疑問から解明しておこうと考え観察をしてみることにした。



そこで最上はあることに気がついたのである。よく見てみると木の根っこみたいなものが見えてそこから蒼い光が出ているのである。つまりこの青空みたいな感じなのはすべて木の根っこのせいではないかと考えられる。



恐らく地上の木が光合成かなにかをして不要になったものがこんな光みたいに出していると考えられる。




そして光があれば地下にも植物は成長できるそれにここには池みたいな水たまりができている。植物と水があれば小さい動物ならここに住めるわけだ。



つまり水、空洞さらに蒼い光を出す木の根っこさえあればどこにでも作れてしまう本当に小さいが一種の生態系が作れてしまうのではないかと考えられる。



強いていれば地下なので大きな木は育つことはできないが低木までのクラスなら生えることが出来るみたいだ。



最上はいろいろと考え仮説を打ち立てて正しいかといろいろと調べていき気がついたら蒼い光が次第に弱くなってきていることが分かった。



最上は一体どんな理由なのかと考えていたが・・その代わりに洞窟の天井にある鉱石らしきものあら白い光が出始めたのである。まるで昼間から夜に代わるように思えた。



最上はまさかと思いスマホの明かりを頼りに急いで扉がある通路を走り出した。外に出てみると外はすでに夜を迎えていた。これで最上は蒼い光をだす木の根っこは陽が出ている時のみで暗くなると出さなくなるが代わりに鉱石らしいものが光りだす。




最上は元の場所に戻り次は白く光っている鉱石を調べることにした。幸いなことに地面にもその鉱石があり調べるのにはそんなに難しいことではなかった。



特に変わったところはなく普通の鉱石みたいであったがここで最上はある気がつくそれはほかの光がある時はこの鉱石は明かりを出さない。



だから蒼い光が出ている時は光を出さなかったのかと納得した。そしてこの鉱石はかなり役に立つものだと確信した。




洞窟は基本真っ暗でスマホの明かりがないと大変なほどでしかもスマホには充電がなくなるのでできる限り使いたくはないのでこの鉱石を使えばスマホを使わないどころか洞窟の通路に埋めて洞窟全体を明るくすることもできるかもしれない。



そうなれば探索はかなり楽になる、そうと決まれば最上はこの鉱石を集めることにした。さらにこの鉱石の名を光無鉱石を名付けた。光が無い所では活用ができる鉱石の意味でつけた。



まあ、最初に発見したから名づけはいいよねと思いながら集めるのであった。しばらくしてから最上は集め終えるとその日の活動は終わりにしようとテントに入って夜食を食べながらノートに記載をしてから寝るのであった。



最上紅龍


今回の成果


地下洞窟の不思議な空間の生態系、蒼い光をだす木の根っこ


光が無い場所で光る光無鉱石の発見














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